AirPods Proには高性能なアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能(以下ノイキャン)が搭載されていますが、人によってはノイキャンの効果が弱いと感じることもあるでしょう。そんなときはどうすればよいのでしょうか? 今回は、AirPods Proでノイキャンの効き具合を調整する方法を紹介します。

AirPods Proのノイキャンは「適応型オーディオ」機能で調整可能!
iPhoneでノイキャン対応AirPods Proを使用しているときに、もし、ノイキャンの効き具合が弱いと感じた場合は、「適応型オーディオ」機能を使ってみましょう。
適応型オーディオとは、iPhoneのiOS 17以降で利用可能となったAirPods Pro 2以降、およびノイキャン搭載のAirPods 4で使えるモード。周囲の状況に合わせて、ノイキャンと外音取り込みのバランスを自動調整してくれるのです。
適応型オーディオの使い方は簡単です。AirPods ProとiPhoneをペアリングした状態で、iPhoneのコントロールセンターを開いたら音量コントロールを長押しして、「適応型」を選択すればOKです。
これで、自動的にノイキャンと外音取り込みのバランスが調整されるため、これまでよりも効果を実感できるでしょう。
「適応型オーディオ」を設定する手順

「適応型オーディオ」のカスタマイズ方法
適応型オーディオはノイキャンと外音取り込みを自動で調整してくれますが、それでもノイキャンの効きが弱いと感じる場合は、手動で調整してみましょう。
設定方法は、まずiPhoneの設定を開き、「AirPods Pro」→「適応型オーディオ」と進みます。すると、スライダーが表示されるので、これを右に動かすとノイキャンを「強め」、左に動かすと「弱め」に調整できるのです。
バーを動かしている途中でも、ノイキャンの効き具合が変化するので、自分で効果を試しながら調整してみましょう。
「適応型オーディオ」をカスタマイズする手順


まとめ
いかがでしょうか? 今回は、AirPods Pro 2以降ででノイキャンの効果が弱いと感じたときに、どのように調整すればよいかを解説しました。
iPhone(iOS 17以降)で「適応型オーディオ」を調整すれば、ノイキャンを自分に合った状況に調整できますので、ぜひ試してみてください。
なお、長年使っていてノイキャンの効きが弱くなったと感じたときは、イヤーピースの劣化が原因かもしれません。その場合は、イヤーピースを新しいもの交換してみましょう。
※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)






