中古(旧型)のiPhoneのメリットは?
それでは、次に中古(旧型)iPhoneのメリットを確認してみましょう。これは新品(新型)iPhoneのデメリットになります。
【1】とにかく価格が安い!
最新のiPhone 16(128GBモデル)はApple Storeで12万4,800円、iPhone 16 Pro Max(1TBモデル)は28万6,800円もしますが、中古iPhoneならもっと安く購入できるのが最大のメリットでしょう。
たとえば、2021年9月発売のiPhone 13(128GBモデル)なら6万円代、2022年3月発売のiPhone SE 第3世代(128GBモデル)なら4万円代と、かなりリーズナブルに購入できます。
しかも、これらのモデルは最新iOS 18のアップデート対象なので、機能的にもさほど困ることがありません。普通にWebサイトを見たりLINEやメール、電話をかけるのであれば、十分過ぎる性能でしょう。
![iPhone買うならどっち? 新品と中古のメリット&デメリットを徹底比較!の画像6](/wp-content/uploads/2025/02/pho02-1-9-780x733.jpg)
また、一部の格安SIMやサブキャリアのUQ mobileなどでは、旧型iPhoneの中古(未使用品・Apple認定整備済製品などを含む)が販売されています。たとえば、IIJmioではiPhone SE(第2世代)64GBモデルの中古美品が2万4,800円、MNP乗り換えなら1万2、800円で購入できます。
ほかにも、iPhone 13(256GB)は7万7,980円(MNP:6万7,980円)、iPhone 14(128GB)の未使用品は9万5,800円(MNP:8万7,800円)、iPhone 12(128GB)の未使用品は9万2,000円(MNP:7万9,800円)です(24年12月14日時点)。
もちろん、キャリアよりもスマホの月額料金も安くできるので、この際、MNPで乗り換えることを検討してもいいでしょう。
●IIJmio「スマホ大特価セール」は→こちら
![iPhone買うならどっち? 新品と中古のメリット&デメリットを徹底比較!の画像7](/wp-content/uploads/2025/02/pho02-2-8-673x780.jpg)
【2】新品では入手できない機種も購入可能!
現在、Apple StoreではiPhone 16シリーズのほか、iPhone 15/15 Plus、iPhone 14/14 Plus、iPhone SE(第3世代)が販売されていますが、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxや14 Pro/14 Pro Maxなどはラインナップから外れており、購入することができません。
しかし、中古ならApple Storeで販売終了されたモデルでも購入できるのもメリットのひとつでしょう。
スマホやパソコンの中古販売でおなじみの「じゃんぱら」で、iPhone 15 Pro Maxを探してみたところ、新品時18万9,800円の256GBモデルが14万7,990円から、新品時21万9,800円の512GBモデルが15万8,990円から、24万9,800円だった1TBモデルも17万990円程度で見つけることができました(24年12月14日時点)。
とくに、じゃんぱらではiPhoneの傷の状態を写真で確認できますし、何よりバッテリー最大容量が何%か表示されているので、非常に買いやすくなっているのです。
●じゃんぱら(公式)は→こちら
![iPhone買うならどっち? 新品と中古のメリット&デメリットを徹底比較!の画像8](/wp-content/uploads/2025/02/pho02-3-5-756x780.jpg)
【3】iOSのサポートが長く長期間使える
中古のiPhoneを買っても、いったいいつまで使えるのか心配な人も多いでしょう。しかし、iOS 18のサポート対象外となっている2017年発売のiPhone 8やXでも、Appleは2024年8月にセキュリティアップデート「iOS 16.7.10」を提供しています。
もちろん、これに新機能の追加などはありませんが、重要なバグ修正が適用されるので、今でも安全に使用することができるんですね。
とくにiPhone 8は、今でもユーザーが非常に多く、64GBモデルなら1万4,800円程度、256GBモデルでも1万9,800円程度から中古を購入できます。iPhoneで電話とLINE、Webサイトの閲覧ができれば十分だということなら、7〜8年前のモデルもまだまだ現役でしょう。
![iPhone買うならどっち? 新品と中古のメリット&デメリットを徹底比較!の画像9](/wp-content/uploads/2025/02/pho02-4-2-1-780x680.jpg)
【4】バッテリーを新品に交換すれば長く使える!
中古のiPhoneは、やはりバッテリーのヘタりを懸念する人が多いと思います。実際、最大容量が80%を下回っていると、バッテリーが1日持たないこともありますよね。
でも、その場合はAppleにバッテリー交換をお願いすることができます。バッテリーを新品に交換すればキビキビ動作しますので、このあと2〜3年は問題なく使えるでしょう。
Appleで純正バッテリーに交換してもらう費用は、iPhone 13で1万4,500円、iPhone 8の場合は1万1,200円ですので、中古を買うときに、最初からこの費用を含めて考えればいいと思います。
ただし、Appleのビンテージリストに入った製品は純正パーツがなく、修理を受け付けてもらえません。たとえば、iPhone XやXS Max、iPhone 6s Plusなどは、すでにビンテージ製品となっています(2024年12月現在)。
●Apple「iPhone バッテリーの交換」は→こちら
![iPhone買うならどっち? 新品と中古のメリット&デメリットを徹底比較!の画像10](/wp-content/uploads/2025/02/pho02-5-1-1-780x678.jpg)
【5】iPhoneは古い機種でも買い取り価格が高め
日本ではiPhoneの人気が非常に高く、全スマホの約6割を占めています。7〜8年前のiPhone 8やXなどもまだまだ現役なので、中古の買い取り価格もAndroidスマホよりは優位です。
たとえば、イオシスでは3年前に発売されたiPhone 13(128GBモデル)は、「使用感はあるが目立つ傷はない」場合で4万4,000円という査定額。また、7年前のiPhone 8(128GB)でも「使用感はあるが目立つ傷はない」場合で9,000円で買い取ってもらえます。
もちろん、個別の傷の状態にもよりますし、付属品(箱など)がないと5%ほど減額されますが、7年前のモデルでもしっかり値が付くのがiPhoneです。
もし、iPhone 13を中古で購入して、数年後に機種変更するときでも、買い取りでしっかり値が付くはずです。
![iPhone買うならどっち? 新品と中古のメリット&デメリットを徹底比較!の画像11](/wp-content/uploads/2025/02/pho02-6-1-1-780x672.jpg)
まとめ
いかがでしょうか? 今回はiPhoneを買うとき新品と中古はどっちがいいのか? それぞれのメリット&デメリットを検討してみました。
もちろん、多少高くても最新のiPhoneを新品で購入したほうが新機能が使えますし、サポート面でも安心でしょう。もし、16 Pro Maxを持っていれば、少しは威張りが効くかもしれませんね。
これに対し、中古iPhoneはコスパが非常に高いのが特徴です。そもそも、iPhoneはiOSのサポートが非常に長く、バッテリーを新品に交換すれば7〜8年前のモデルでもまだまだ現役で使えます。
もし、中古に抵抗感がないのであれば、中古iPhoneもぜひ検討してみてください。あなたは新品iPhoneと中古iPhone、どっち派ですか?
※文中の価格はすべて税込です。
※文中の内容は2024年12月14日時点でのものです。今後状況が変わる可能性もあります。