2025年7月24日、KDDI、沖縄セルラーはオンライン専用プラン「povo2.0」の契約者に対し、GPT-4oやPerplexity Sonar ProといったAIモデルが使い放題になる「povo AI」を無料で提供しました。そこで今回は、実際に筆者が使ってみてどんな感じなのかを紹介しましょう。

povo2.0契約者なら誰でもAIモデルが無料で使い放題に!
まず、「povo AI」は基本料無料のオンライン専用スマホプラン「povo2.0」を契約していれば、誰でも利用できます。
筆者は万一のときのサブ回線としてpovo2.0を契約しており、半年に1度ローソンのクーポン付トッピング(実質無料)を買って回線をずっと維持してきました。
つまり、高速回線のトッピングをあまり利用していないユーザーであっても、「povo AI」は無料で使い放題になります。これはなかなか太っ腹ですね。
povo AIでは「GPT-4o」「o3-mini」「GPT-3.5」「Perplexity Sonar Pro」といったAIモデルが、自分の好みで切り替えて利用できます。ただし、アプリバージョンは1.55.0以上である必要があるため、事前にpovoアプリは最新版にアップデートしておきましょう。

実際にpovo AIを使ってみよう!
povo AIを利用するのは簡単です。まず、「povo2.0」アプリのホーム画面下にある「povo AI」アイコンをタップすれば、すぐに利用可能になります。
画面上にAIモデルの表示があり、ここをタップすれば、「GPT-4o」「o3-mini」「GPT-3.5」「Perplexity Sonar Pro」の切り替えができるんですね。
あとは「自由に質問してみましょう」欄に質問事項を入力して(↑)送信ボタンをタップすれば、すぐにAIが回答してくれます。
povo AIを利用する手順



また、質問欄の下には「+」ボタンがあり、画像やファイルを読み込めます。スマホのカメラで写真を撮影して、映っているものが何なのか教えてもらったり、PDFファイルを読み込めば要約してくれます。
ただし、画像の生成などには非対応ですし、画像を読み込んでも加工などはできません。あくまでも、テキストベースで利用する感じになります。
povo AIは、AIモデルを簡単に切り替えられるので、同じ質問でも異なる回答を得られるのは、意外と便利だなと感じました。
povo AIで画像やPDFを利用する手順



まとめ
いかがでしょうか? 今回はpovo2.0ユーザーが無料で利用できる「povo AI」を実際に使ってみた感想を紹介しました。
すでに、パソコンなどで長文の要約や会議レポート、企画書の作成などでAIを便利に使っている人も多いと思いますが、さまざまなAIモデルを無料で使い放題になるpovo AIはなかなか便利だと思います。
しかも、povo2.0の高速回線のトッピングを購入していなくても使えますので、povo2.0ユーザーならぜひ一度使ってみてください。
povo AI目的で新規で申し込んでも、ほとんど無料で電話回線を維持できるので、これを機会にpovo2.0を試してみるのもアリでしょう。