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Appleで買ったiPhoneに格安SIMやキャリアSIMをそのまま挿して使う方法<みずおじさん>

今回は、Apple Storeで新しく買ったiPhoneで、今使っているSIMカードをそのまま使用する方法を紹介しますが、簡単に言えば旧iPhoneからSIMカードを抜き、新しいiPhoneに挿すだけで完了します。しかし、キャリアや格安SIMによっていくつか注意点がありますので、詳しく解説していきます。

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(画像は筆者YouTubeチャンネルより)
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各キャリアで使用する方法(前提の話)

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(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

まずは大前提の確認。現在スマホを買うときは「通信契約(SIMカード)」と「端末の購入」の分離化が進んでいます。

昔は「携帯電話を買う=通信契約」でしたが、今では通信契約とスマホの購入を別々に行うことが可能です。

たとえば、iPhoneはソフトバンクで買ったけど、通信契約はドコモにするといったことも可能。ほかにも中古iPhoneのためにSIMカードだけ買うなんてこともできますが、これは今ではごく普通になっています。

次に覚えておきたいのが「SIMカード」のこと。これには、基本的に電話番号などの通信契約情報しか入っていません。

したがって、iPhoneを買い換えてSIMカードを挿し替えても、スマホのデータが移動できるわけではないんです。

また、勘違いする人が多いのが「SIMカード」と「eSIM」です。これらは役割がまったく同じで、物理的なカードか電子データかの違いだけです。

SIMカードは物理的なICチップのカードのことで、eSIMはその電子版です。スマホの内部チップのデータを書き換えるようになっています。

最近では、データ移行時に“eSIMでデータ転送しますか?”などと表示されますが、物理SIMカードがあるならeSIMでの作業は不要です。もちろん、eSIMを利用しているなら物理SIMカードの移行は不要ですよ。

そして、現在では契約中の通信会社で機種変更をする必要はありません。ドコモで契約していても、ほかで買ったスマホに機種変更していいんです。

また、ドコモからau、auから格安SIMなどに電話番号を維持してMNP乗り換えするときも、わざわざショップに行く必要はありません。

昔は、契約中のキャリアでMNP予約番号を取得してから、乗り換え手続きをする必要がありましたが、現在は「MNPワンストップ制度」が利用できるので、わざわざショップに行かなくてもいいんです。

ただし、ショップで乗り換えるときは、MNP予約番号を取得する必要があります。まあ、これも電話で済むのでそんな難しい話ではありません。

現在、このMNPワンストップ制度に対応している会社は非常に多くなっていて、格安SIMでも大手ならかなり対応しています。

したがって、MNPワンストップ制度を使って乗り換えるときは、新しい会社で申し込むだけでOK。わざわざ前のキャリアに解約の連絡すらしなくても大丈夫なんです。

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こちらがMNPワンストップ対応事業者一覧(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

最後に、iPhone本体を買うときの話。結論として、iPhone本体はApple Storeで買うのが最も安価です。36回払いなら分割手数料も0%ですし、分割払いにしたいからという理由でキャリアで買う意味はありません。

たとえば、iPhone 16なら36回払いは毎月3,466円で済みます。本体の価格自体もキャリアよりかなり安いうえに、分割払いができて手数料0%なので、これはもうお得しかないというところです。

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Apple Storeでは36回払いの分割手数料も0%。たとえば、iPhone 16を36回払いで買うと、毎月3,466円で済みます(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

各キャリアで使用方法(Apple Store購入メリットとデメリット)

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(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

ここでは、Apple StoreでiPhoneを買うメリット&デメリットを紹介します。

まずはメリットから。ひとつめはキャリアより安価で買えること。どのくらい安いかは、あとで一覧表で詳細に説明します。

2つめは、機種変更期間や売却について一切縛りがないこと。まあ、本体を購入しているので当たり前ですね。

3つめは、購入時点では高価でも売却時価格が高いこと。キャリアでは分割購入なので安く感じるんですが、実際はかなり高くなるんですね。これについてもあとで解説します。

4つめは気兼ねなくiPhoneを使えること。キャリアの返却プランで本体を傷つけてしまうと、逆にお金を取られてしまう場合もあって、かなり気を使ってiPhoneを使うことになります。

しかし、Apple Storeで買ったiPhoneなら自分の都合で1年で売ってもいいし、10年使ってもOK。その点ではかなり気兼ねなく使えますよ。

デメリットは、初期設定やSIMカードの設定を自分でする必要があること。これについても、あとでいかに簡単なのかということを解説します。

また、キャリアの購入時サービスが使えないのもデメリットでしょう。たとえば、店頭で契約すれば2万2,000円割引で2万ポイント進呈といったキャンペーンがありますが、これは当然適用できません。

とはいえ、結局これは高い通信プランを選ぶことになりますし、毎月ムダなオプションを選ばされたりして、けっこう罠も多いと思います。

逆に、そのようなことに縛られないのは、Apple Store購入でのメリットと言えるでしょう。

それでは、具体的にiPhone 16シリーズ本体の価格がどのくらい安いのか表で確認していきます(2025年9月3日現在)。

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表は筆者が独自に作成(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

表を見てください。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのどこよりもApple Storeがいちばん安いのが分かります。

キャリアショップの店頭で2万2,000円割引と言われても、そもそもApple Storeより2万円~5万円くらい高いんです。もし、店頭で4万ポイントもらえても、高額モデルならまだ高いです。

もちろん、大手キャリアで買うメリットもあります。たとえば、ドコモやau、ソフトバンクなどは全国どこにでもお店があるのですぐに相談できます。

また、総額はめちゃくちゃ高くなりますが、4年分割で買うこともできます。まあ、そういった理由でキャリアでiPhoneを買うのは自由なんですが、ここまで価格差があることを考えると、やはり、私としてはApple Storeでの購入をおすすめします。

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