毎年新モデルが発表され話題を集めるAppleのiPhone。2025年9月10日、ついにiPhone 17シリーズが発表され、9月19日から発売することが決定した。新モデルが登場するたびに日本での販売価格上昇が目立ちますが、世界的に見ると日本の価格はどの位置にあるのでしょうか。Apple製品の海外価格比較や、中古Apple製品の価格比較をウェブで公開しているNukeniは今回、最新スマートフォン「iPhone 17」の最小ストレージモデルについて、オンラインの各国Appleストアの販売価格調査を実施。日本のiPhone 17の価格が世界のどの位置にあるのかについて見ていきましょう。

iPhoneの価格は上昇傾向にありつつも、日本は世界4位の安さ?

今回発表されたiPhone 17シリーズは、「iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max」の3モデルで。そのうち、iPhone 17の価格に絞って調査結果を見てみると、調査対象である39ヵ国のうち、なんと日本での販売価格は4位の安さとなっていることが判明した。iPhone 17(最小ストレージモデル)の価格を2025年9月10日時点の為替レートで円換算したところ、日本での販売価格は12万9,800円となっている。
ただし、日本国内ではiPhoneシリーズの価格上昇が続いており、今回発表されたiPhone 17でも前年比5,000円増ということが明らかになった。2020年発売の「iPhone 12」は9万4,380円、2021年発売の「iPhone 13」は9万8,800円、2022年発売の「iPhone 14」は11万9,800円、2023年発売の「iPhone 15」は12万4,800円、2024年発売の「iPhone 16」は12万4,800円となっており、5年前と比較して3万円以上価格上昇していることが分かる。
価格上昇ばかりが話題になる中で、日本の販売価格が世界でどの位置にあるか気づいていなかった人も多いのではないでしょうか。
海外のiPhone17販売価格ランキングはどうなっている?

日本の販売価格順位が分かったところで、国外にも目を向けてみよう。生産国であるアメリカが1位となり、販売価格は829ドルで約12万2,159円となっている。2位の中国は5999元で約12万4,130円、3位のカナダは1185カナダドルで約12万6,162円ということが明らかになった。
一方、最も販売価格の高い国はトルコで約27万8,535円と、日本に比べて2倍以上の差があると判明。アジア圏内でも日本は特に安く、香港が約13万533円、シンガポールが約14万9,209円、韓国が約13万6,928円となっている。
半導体不足や為替の影響などを踏まえると、iPhoneの価格は今後も上昇する可能性が高いといえます。
出典:【Nukeni】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)