今、予約・発売が目前に迫っているAppleのiPhone 17シリーズ。毎年新モデルの発表時期には、買い替えの検討や価格動向に注目する人など、ユーザーの関心も高まっています。そうしたなか、IoTコンサルティングは正式発表前のタイミングで、iPhone 17シリーズの予約・購入に関する意識調査を実施した。詳細が明らかになる前に、人々は新モデルをどのように受け止めているのでしょうか。今回は、その実態について見ていきましょう。

iPhone 17予約に大半が慎重姿勢、積極層は1割未満

IoTコンサルティングは、2025年8月31日から9月4日の5日間、全国の20代以下から60代以上までの男女500人を対象に「iPhone 17シリーズの予約・購入に関する意識調査」を実施した。調査によると、「今のところ購入予定はない」と回答した人が44.0%で最も多く、iPhone 17シリーズに対して慎重な姿勢が目立った。正式発表前で詳細な情報が出ていない段階での調査だったため、購入に踏み切れない人が多かったと予想される。一方で、「予約開始日に予約する」と答えた人は5.0%、「予約開始日以降から発売日までの間に予約する」と答えた人は0.8%にとどまり、購入に積極的な層は全体の1割未満にとどまりました。
購入意向の有無については、さまざまな理由が挙げられ「現在のスマホがまだ使えるため、値下げを待つ余裕がある」「最新機種である必要性を感じない」「予約直後は在庫がなく混乱するため落ち着いてから検討したい」「Androidの方が使いやすい」「新機能やデザインが本当に必要か判断できない」などの声が多く寄せられた。端末に大きな不満がなく、慌てて買い替える必要性を感じていない層も一定数います。また、発売直後の品薄を避け、あえて購入時期をずらすなど、冷静に行動する消費者の姿勢もうかがえます。
最大の懸念はやはり価格 買い替えサイクルは長期化

では、購入をためらう人は具体的にどういった点を懸念しているのだろうか。調査で最も多かったのは、「価格が高いと感じる(74.8%)」という回答だった。iPhoneは年々高機能化が進む一方で価格上昇を続けており、ユーザーにとっては新機能への期待よりも費用負担の重さがネックになっているようだ。次いで「まだ買い替える時期ではない(29.0%)」、「必要な進化が感じられなさそう(18.8%)」が続き、スマホの性能が十分に高まったことで、買い替えサイクルが長期化している実態も浮き彫りになりました。
特に、日常利用に支障がない限り、高額な費用をかけてまで新モデルに移行する必要性を感じにくいという現実的な判断が広がっているといえる。また、「データ移行がめんどう(14.0%)」、「回線契約の手続きが不安(2.6%)」といった、購入後の手間や契約に関する不安を指摘する声も一定数挙がった。スマホは日常生活の基盤となっているだけに、性能比較だけでなく、移行の煩雑さやサポート体制の安心感も購買意欲を大きく左右しているようです。
iPhone 17シリーズの予約・発売が迫る中、購入への判断は人それぞれ違う。情報を見極め、自身のスマホライフに合った選択をしてみてはいかがでしょうか。
出典:【株式会社IoTコンサルティング】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)