日本はここ数年、自然災害が多く、近い将来に南海トラフが訪れるとも言われている。そんな中、人々の災害時に対する防災意識はどうなっているだろうか。Fun Standard株式会社が展開するアウトドアブランド「PYKES PEAK(パイクスピーク)」は、「防災に関する意識調査2025」を実施。世間の防災意識の実態について紹介していく。

防災意識のキッカケはメディアや実体験?
2025年の防災意識調査の結果から、防災を意識したキッカケを見てみると、「ニュースやSNSで災害情報を見た」が62.9%でもっとも多く、次いで「大きな地震や台風を経験」が48.6%、「家族を守る必要性を感じた」が33.3%という結果になった。メディアで災害による凄惨な現場を目撃したり、実際に自分の身に起きた体験があったりすると、防災を意識しやすくなることが分かる。

実際、過去に経験した災害についても尋ねたところ、「停電」が63.8%でもっとも多く、「交通機関の停止」が53.3%で2番目に多い結果となった。

関連し、現在家庭で備蓄しているものについても調査結果を見てみると、「飲料水」や「懐中電灯」がもっとも多く、次いで「保存食」「モバイルバッテリー」が続いた。
もちろん被災しないことが一番だが、地震大国・日本に住む以上、防災意識を持っておくに越したことはないだろう。
災害時の三大不安要素は「食料・水・トイレ」か

災害時の不安についても調査を行ったところ、人々がもっとも不安に感じているのは「食料や飲料水」と「排泄環境」であることが分かった。食料や水は命をつなぐために欠かせず、排泄環境も人間の生理的に必要不可欠な要素だ。ここが確保できないと生存が危ぶまれるため、やはり災害に対する日ごろからの備えはしておいた方が良いといえる。

今後強化していきたい災害対策についても尋ねたところ、「備蓄の充実」が74.3%ともっとも多く、「トイレや水回りの備え」が66.7%で2位となった。備蓄は手軽に行える対策であり、排泄環境や水回りは災害時にもっとも確保したい要素といえるだろう。
また、今回の調査を実施したアウトドア&防災ブランド「PYKES PEAK(パイクスピーク)」では、簡易トイレや非常用保存食、モバイル電源など、日常と災害時の両方で役立つ製品を提供し、家庭の安心づくりをサポートしているのでぜひともチェックしてほしい。
出典:【Fun Standard株式会社】
※サムネイル画像(Image:「photoAC」より)