「メルカリ」アプリで利用と管理が完結するクレカ「メルカード」。2025年3月には、メルペイ経済圏のお店で利用すると実質最大2%ポイント還元となるクレカ「メルカード ゴールド」の提供も開始された。普段「メルカリ」で出品・販売する機会が多い人にとって、実際にどう使われているのか気になるところだろう。今回は、調査結果をもとに利用実態を見てみよう。

若者に利用が広がっている背景とは

メルペイは、「メルカード ゴールド」の2025年5月の利用者データをもとに、利用実態の調査を行った。利用者年代を見ると、「10代(18歳以上)〜20代」が17.0%、「30代」が23.9%と、30代までが4割(40.9%)を占めており、若い世代を中心に幅広く利用されていることが明らかとなった。日本のクレジットカード全体の年代別契約数では、40歳以下の合計が約26.2%で、「メルカード ゴールド」は若い世代の利用割合が相対的に高い結果となった。

また、利用者の約8割(78.7%)は、「メルカリ」外の支払いに「メルカード ゴールド・メルペイスマート払い」を利用しており、特に20代~30代では約8割~9割と高い割合で利用していることも判明した。若者にとって、メルペイ経済圏が根付きつつあるようだ。
「メルカード ゴールド」は、日常の決済手段として主力化している傾向に

オフラインでの主なカテゴリー(小売/販売、飲食、交通/運輸、エンタメ、サービス)における平均購入回数についての調査では、「メルカード ゴールド」利用者は「メルカード」利用者の約2倍となる傾向が見られた。日用品や食事といった日常使いはもちろん、旅行や趣味といった用途でも使われ、日常の決済手段として主力化しているようだ。また、「メルカード ゴールド」のお得な還元率やスマホ完結の利便性、管理のしやすさといった実用面が利用者の生活スタイルにフィットしていることもわかった。
キャッシュレス化が進む現代において、「メルカード ゴールド」は今後さらに存在感を高めていきそうだ。
出典:【株式会社メルカリ】
※サムネイル画像(Image:「株式会社メルペイ」公式サイトより引用)