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【2025年最新】スマホ用定規アプリおすすめ7選!実測検証で正確性を徹底比較

日常的に定規やメジャーを持ち歩くことはなかなかありませんが、ちょっとしたモノのサイズを測ったり、服のサイズなどを測りたいこともあるでしょう。そんなときに便利なのがスマホ用定規アプリ。定規を持ち歩かなくても簡単にサイズを測ることが可能です。

本記事では、2025年現在の最新定規アプリ7選を厳選し、実際のサイズとの誤差を検証。どのアプリがもっとも正確で使いやすいのかを徹底比較しました。

スマホ定規アプリとは?基本と選び方

スマホ定規アプリには大きく分けて「画面上に定規を表示するタイプ」と「カメラを使って測定するARタイプ」の2種類があります。

従来型(画面表示型)定規アプリの特徴

従来型(画面表示型)定規アプリの特徴1
(スマホライフPLUS編集部撮影)
この記事の画像(20枚)

従来型の定規アプリはスマホ画面上に目盛りを表示し、小さなモノを直接当てて測定できるシンプルな仕組みです。インチとセンチの切り替え機能を備えていることが多く、操作方法がわかりやすいのが特徴です。

AR(拡張現実)定規アプリの特徴

AR(拡張現実)定規アプリの特徴1
(スマホライフPLUS編集部撮影)

AR定規アプリはカメラを通して空間を認識し測定を行うため、離れた場所や大きなモノも測定可能です。面積計算や立体物の3D測定にも対応しており、従来型よりも高度な測定機能を提供します。

定規アプリ選びのポイント

定規アプリを選ぶ際は、実測値との誤差が少ない測定精度がもっとも重要。また操作のシンプルさや直感性、必要な単位や測定方法への対応、測定中の広告表示の有無、アプリの安定性なども確認しておいた方がいいでしょう。

【iPhone】「計測」

「計測」はiOS 12.0以降のiPhoneデフォルトアプリ。ARを使ってモノのサイズを測ることが可能。

自動で四角形の寸法を計測する方法は以下の通りです。

【iPhone】「計測」1
【1】アプリを起動させ、計測したいモノを写し、スキャンします。【2】対象物が画面に収まるようにできるだけ水平に位置を合わせます。iPhoneが対象物の四隅と輪郭を自動で検出したら、「+」をタップします。【3】寸法が表示されました(スマホライフPLUS編集部撮影)

手動で寸法を計測する方法は以下の通りです。

【iPhone】「計測」2
【1】①計測を開始したい位置にドットを合わせ、②「+」をタップします。【2】③計測の終点までドットを移動させます。【3】終点にドットを合わせたら、④「+」をタップすると寸法が計測できました(スマホライフPLUS編集部撮影)

「計測」の正確性は?

定規に合わせて手動で寸法を計測してみました。

「計測」の正確性は?1
センチ単位のため、完全に正確なサイズを測ることはできません。ただし、大体の大きさは正しいと言えます(スマホライフPLUS編集部撮影)

【iPhone】「定規 ++」

定規 ++」は、iPhoneの画面を使って、モノの長さを測ることができるアプリ。

【iPhone】「定規 ++」1
「定規 ++」は画面に表示される定規の目盛りに合わせて、モノを置いて測ります。画面をズラすことで最大で87センチまで測ることができますが、画面の大きさによって測れるサイズは10センチ程度となります

「定規 ++」の正確性は?

定規に合わせて計測してみました。

「定規 ++」の正確性は?1
10センチに対して5ミリ程の寸法差があり、ミリ単位で表示されているものの、そこまでの正確性はないと言えるでしょう(スマホライフPLUS編集部撮影)

【iPhone】「AppBox Pro」

AppBox Pro」はさまざまなツールがひとつにまとめられているアプリ。定規(ルーラー)はその中の機能のひとつです。

【iPhone】「AppBox Pro」1
画面をズラせば100センチまで測ることが可能です

「AppBox Pro」の正確性は?

定規に合わせて計測してみました。

「AppBox Pro」の正確性は?1
こちらもミリ単位で表示されており、サイズは正確でした(スマホライフPLUS編集部撮影)

【Android】「定規, Ruler」

定規, Ruler」は14センチまで測れる定規アプリ。広告もなくシンプルな仕様で、センチとインチの切り替えも可能です。

「定規, Ruler」の正確性は?

定規に合わせて測ってみました。

「定規, Ruler」の正確性は?1
画面の端が丸いのでわかりにくいですが、サイズはほぼ正確でした(スマホライフPLUS編集部撮影)

【Android】「Tool Box」

Tool Box」は日常に役立つツールがまとめられているAndroidアプリ。

【Android】「Tool Box」1
「Measure」という定規機能を使うことができます

「Tool Box」の正確性は?

「Tool Box」の正確性は?1
画面にミリ単位で目盛りが表示されており、サイズは正確でした(スマホライフPLUS編集部撮影)

【Android】「AR定規ツール」

AR定規ツール」はARでモノを測ることのできるAndroidアプリ。

【Android】「AR定規ツール」1
チュートリアルが長い上、無料で使えるのは数回のみのため、完全無料で使用したい方にはあまりおすすめできません

「AR定規ツール」の正確性は?

筆者が確認した限りでは、測る箇所によって誤差10センチほどもあり、あまり正確に測れてはいませんでした。

【iPhone】【Android】「My Measures」

「My Measures」はARでモノを測定できるアプリ。iPhone版は「測定アプリ My Measures + AR Measure」という名称で、Android版は「My Measures」という名称です。

【iPhone】【Android】「My Measures」1
本アプリはダウンロード自体は無料ですが、有料課金しないとサイズを測ることはできません。また、iPhone版の場合、チュートリアルを進めただけで「課金が自動的に開始される場合もあるので、注意が必要です

アプリをインストールしただけで課金したことになっていたらどうする?

筆者が確認した限り、「AR定規」を謡うアプリの中には、インストールしただけで3日間程度のトライアル期間を経たのち、年間5,000円前後の有料課金が自動で設定されてしまうアプリもありました。

実は、アプリを削除しただけでは課金を防ぐことはできません。以下の方法でトライアルをキャンセルしましょう。

iPhoneの場合は以下の通り。

アプリをインストールしただけで課金したことになっていたらどうする?1
【1】設定アプリを開き、①自分の名前をタップします。【2】②「サブスクリプション」をタップします
アプリをインストールしただけで課金したことになっていたらどうする?2
【3】課金しているアプリが表示されました。③サブスクリプションを解約したいアプリをタップし、【4】④「無料トライアルをキャンセルする」をタップします
アプリをインストールしただけで課金したことになっていたらどうする?3
【5】最後に⑤「確認」をタップします【6】サブスクリプションが解約できました

Androidスマホの場合は以下の通り。

アプリをインストールしただけで課金したことになっていたらどうする?4
【1】Google Playアプリを開き、①プロフィールアイコンをタップします。【2】②「お支払いと定期購入」をタップします
アプリをインストールしただけで課金したことになっていたらどうする?5
【3】③「定期購入」をタップします。【4】課金しているアプリが表示されるため、④解約したいアプリをタップします
アプリをインストールしただけで課金したことになっていたらどうする?6
【5】⑤「定期購入を解約」をタップします。【6】⑥解約の理由を選択し、「次へ」をタップ。【7】最後に、⑦「定期購入を解約」をタップして完了です

まとめ

今回の検証の結果、画面に定規が表示されるタイプの定規はおおむね正確でした。ただし、画面のフチなどの関係で、うまくサイズを測れない可能性があります。

一方、AR定規アプリでもっとも正確だったのはiPhoneのデフォルトアプリである「計測」です。AndroidのAR定規アプリは、無料トライアル期間が限られている上、あまり正確なものはありませんでした。

スマホライフPLUS編集部

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