スマートフォンの普及に伴い、動画配信アプリの利用が急速に広まり、日々新たなアプリが登場している。動画視聴が生活の一部となった現代、最も利用され、好感度の高いアプリはどれなのだろうか。マシェバラトークが運営するオウンドメディア「マシェラボ」は2025年4月1日~6月30日、全国の15歳以上の男女4,069人を対象に、配信アプリに関する利用実態調査を実施。その結果、動画配信アプリの“今”が明らかになった。

認知度トップはYouTubeだが、追随するアプリが現れる?

今回の調査結果から、各アプリの認知度について回答を見てみると、「YouTube」がトップでなんと91.6%。次いで89.9%で「TikTok Lite」が続き、そこから約10ポイント差で「ニコニコ動画」が3位となった。YouTubeは、「YouTuber」という職業が子どもの将来の夢にも選ばれていることから、老若男女問わず認知度が高いことがうかがえる。ニコニコ動画はYouTubeに次いで歴史の長い動画配信サービスであり、認知度はいまだ健在と言えるだろう。一方、TikTok Liteは2023年のリリースからわずか2年ほどにもかかわらず、YouTubeに並ぶ認知度を獲得。TikTokの若年層からの人気が、その知名度拡大を後押ししたと考えられる。

各アプリの今後の利用意向をみると、『今後も利用したい』と回答した割合はYouTubeが86%で単独トップだった。認知度部門ではTikTok Liteが競っていたものの、認知度と実際の利用意向は必ずしも一致しないことが明らかになった。
YouTubeは利用者が最も多く、好感度も一番高い

各アプリにおいて現在の利用率を調査した結果、YouTubeが83.1%で最も利用されていることが明らかになった。YouTubeは今後の利用意向も圧倒的に高く、今後競合アプリが現れてもトップを維持し続けると予想される。TikTok Liteも利用者が半数を超えており、今後さらに成長が期待されるアプリといえる。

関連し、アプリに対する好感度の平均についても回答を見てみると、YouTubeは依然としてトップで、満点に近い4.2という高評価を記録した。TikTok Liteやニコニコ動画も後に続き、「Palmu」や「ツイキャス」といったアプリも上位にランクインした。
動画配信アプリ市場は今後も成長が見込まれ、さらなる発展が期待される。
出典:【マシェラボ】