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iPhoneの動作が重いときキャッシュクリアする手順 − Safari、LINE、Xなどアプリごとに解説

長年iPhoneを使っていると、徐々に動作が重くなってきますよね。そのようなときは、キャッシュをクリアすることで、iPhoneの動作が軽くなる場合があります。そこで今回は、主要アプリごとにキャッシュをクリアする方法を紹介します。

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(スマホライフPLUS編集部撮影)
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そもそもiPhoneの「キャッシュ」って何?

「キャッシュ」とは、iPhoneのなかに“一時的に貯めておくデータ”のことです。たとえば、一度開いたWebサイトのテキストや画像の再表示などがスムーズに行われるのは、このキャッシュのおかげなんですね。

しかし、ムダなキャッシュが増え過ぎると、逆にWebサイトのデータの読み込みが遅くなってしまうこともあるのです。

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こちらは筆者のiPhone「LINE」のキャッシュ。あまりLINEは使っていませんが、243.2MBのキャッシュがありました。ヘビーユーザーなら数GB単位になっているかも……

しかも、キャッシュのデータはiPhone本体のストレージに保存されるため、定期的に削除しないと、どんどんストレージが圧迫されてしまいます。

それでは、いったいどうすればiPhoneのキャッシュをクリアできるのでしょうか? その方法はこのあとじっくりと解説しましょう。

基本的にキャッシュはアプリごとに個別でクリアしていく必要がある!

iPhoneを長く使っていると、アプリがなかなか起動しないとか、強制終了してしまうことがあります。

そのようなときは、とりあえずiPhoneの電源をいったんオフにして再起動してみましょう。これだけで、iPhone本体のキャッシュがクリアになって正常に動くようになることがあります。

ただし、基本的にはキャッシュはアプリごとに削除していく必要がありますので、今回はSNSアプリの「LINE」「X(旧Twitter)」「TikTok」、Webブラウザアプリの「Safari」「Chrome」、そして、地図アプリの「Googleマップ」について、それぞれキャッシュをクリアする方法を紹介しましょう。

【1】「LINE」のキャッシュを削除する手順

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LINEアプリでホーム画面を開いたら、画面右上の歯車アイコン(設定)をタップ(左写真)。次に、「トーク」を選びます(右写真)
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続いて「データの削除」を選択して(左写真)、「キャッシュ」の右側にある「削除」をタップすれば完了です(右写真)

【2】「X」のキャッシュを削除する手順

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まず、「プロフィール」のアイコンをタップして、設定メニューを表示したら「設定とプライバシー」を選択(左写真)。次に、「アクセシビリティ、表示、言語」をタップします(右写真)
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「データ利用の設定」を選んだら(左写真)、「ストレージ」にある「メディアストレージ」か「ウェブサイトストレージ」をタップ。今回は「ウェブサイトストレージ」を選びました(右写真)
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続いて、「すべてのウェブサイトストレージを削除」をタップしたら(左写真)、画面下に表示される「すべてのウェブサイトストレージを削除」をタップすればOKです(右写真)

【3】「TikTok」のキャッシュを削除する手順

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まず、TikTokアプリのホーム画面右上にある「3本線(設定)」アイコンをタップ(左写真)。次に、画面下のメニューから「設定とプライバシー」を選択します(右写真)
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続いて、「空き容量を増やす」を選択したら(左写真)、キャッシュの右側にある「クリア」をタップすればOKです(右写真)

【4】「Safari」のキャッシュを削除する手順

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Safariは、iPhoneの「設定」からキャッシュ消去します。まず、設定で「アプリ」を選択したら(左写真)、次に、「Safari」を選びましょう(右写真)
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続いて、「履歴とWebサイトデータを消去」をタップし(左写真)、「履歴を消去」をタップすれば完了です(右写真)

【5】「Chrome」のキャッシュを削除する方法

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まず、Chromeの画面右下にある「…」(設定)アイコンをタップ(左写真)。次に、ポップアップメニューの「履歴」を選択します(右写真)
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続いて、画面下の「閲覧履歴データを削除」をタップし(左写真)、最後に「データを削除」をタップすればOKです(右写真)

【6】「Googleマップ」のキャッシュを削除する手順

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まず、Googleマップの画面右上の「アカウント」アイコンをタップ(左写真)。次に、「設定」を選択します(右写真)
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画面下の「概要、利用規約、プライバシー」をタップして(左写真)、最後に「アプリのデータを消去」を選べばキャッシュを削除できます(右写真)

アプリでキャッシュを消せない場合はどうすればいい?

実は、アプリによってはキャッシュをクリアできないものもあります。たとえば、「YouTube」や「Instagram」などです。

このようなアプリは、一度ホーム画面でアイコンを長押しして「アプリを削除」を選択してアンインストールしたら、App Storeから再度アプリをインストールし直すしかありません。

アプリを削除する手順

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まず、iPhoneのホーム画面上にあるアプリを長押し(左写真)。次に、表示されたメニューから「アプリを削除」をタップすればアンインストールできます(右写真)

まとめ

いかがでしょうか? 24時間電源が入っているiPhoneにはどんどんキャッシュが溜まって、動作が重くなっていきます。

やはり、iPhoneを長く快適に使うには、定期的に各アプリのキャッシュをクリアしていきましょう。

ただし、毎日のようにキャッシュクリアするのは逆効果ですので、「iPhoneの動作が少し重くなったな」と感じたときにやれば十分です。

スマホライフPLUS編集部

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