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「薄すぎ!」iPhone Airは5.6mm 極薄化技術が折りたたみiPhoneに波及か

「薄すぎ!」iPhone Airは5.6mm 極薄化技術が折りたたみiPhoneに波及かの画像1
(画像は「Apple」公式サイトより引用)
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9月19日発売のiPhone Airは、「史上最も薄いiPhone」と大きな話題になりました。

カメラレンズの部分を除けば、その厚さは5.6mm。横から見た場合、レンズだけが本体から飛び出しているかのような印象を覚えてしまいます。後述しますが、この「飛び出し」こそiPhone Airの技術の粋と表現できる部分です。

そんなiPhone Airですが、ここで実現した薄さは「折りたたみ式iPhone」に生かされるのではないかという噂もあります。

「頑丈な極薄ボディ」を実現

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(画像は「Apple」公式サイトより引用)

iPhone Airは、Appleの発表前からモックアップと思われるものの画像がリーカーによって拡散されていました。「厚さはカメラ部分の出っ張りを除いて5.6mm」という情報も噂として流出していて、蓋を開けてみればそれは正解でした。

この「極薄ボディ」を実現したのは、実は横から見れば目立ってしまうカメラ部分の出っ張りです。ここにはカメラレンズだけでなく、SoCを含む主要基板やスピーカーが集約されています。言い換えれば、そこから下の部分はほとんどバッテリーだけ。あえて頭部を設けたからこそ、スリムなボディが実現したということです。

iPhone AirはProのパフォーマンスを備えつつ、史上最薄の5.6mmを実現しました。驚くほど軽く、大画面の美しいディスプレイを搭載しています。グレード5チタニウムのフレームは強く、美しい高光沢の鏡面仕上げで、カメラ、スピーカー、Appleシリコンを収め、両側が精巧に仕上げられた背面の新しいボディ上部を備えています。これにより、バッテリーのためのスペースを最大化し、長時間駆動を実現するバッテリーを実現しています。

「薄すぎ!」iPhone Airは5.6mm 極薄化技術が折りたたみiPhoneに波及かの画像3
(画像は「Apple」公式サイトより引用)

「薄型iPhoneは、そのせいで耐久性に難があるのでは?」という声は、発売前にもありました。また、ボディが薄くなるということは中のバッテリーも薄くなるという意味で、それゆえにバッテリー持続時間が薄さの犠牲になってしまうのでは? という声も。

Appleはそれに対する一通りの回答を用意しています。耐久性に関しては、前述の通り、グレード5チタンをボディの素材として採用した上で、前面と背面の両方をセラミックシールドで覆う設計になっています。

バッテリー持続時間に関しては、何とiPhone 16 Plusと同等の「最大27時間のビデオ再生(オフライン)」。これはAIと最新モデムのC1Xが実現したパフォーマンスとのことです。ただし、この記事を執筆している2025年9月18日時点では製品の発売を控えている状態。ここまで書いたことはあくまでもAppleの主張に過ぎない点にも注意が必要です。

「折りたたみ式iPhone」が2026年に登場?

いずれにせよ、iPhone Airは前評判通りの「極薄ボディ」に仕上がったことは事実。それを念頭に置きつつ、Appleマニアが次に見据えるのは「来年発売の折りたたみ式iPhone」ではないでしょうか。iPhone Airが実現した薄さは、そのまま折りたたみ式iPhoneの開発に活用される……という観測もあります。

もちろん、折りたたみ式iPhoneというのは現時点では噂に過ぎず、Appleが公式に発表したことではありません。それでも、有名リーカーや世界のテクノロジーメディアが「折りたたみ式iPhoneが2026年に発売される可能性がある」と報道しているのも事実です。以下、Apple製品情報メディアMacRumorsの記事を参考に「折りたたみ式iPhoneはどのような製品になるのか」を見ていきましょう。

現状流通している折りたたみ式スマホは、ボディの外側にもディスプレイが搭載されています。iPhoneもそのような設計になるらしく、外側のディスプレイのサイズは5.5インチになるという情報がすでにあります。解像度は2,088×1,422。内側のディスプレイを広げた場合、そのサイズは7.8インチ。解像度は2,713×1,920になるとか。

折りたたみ式iPhoneのボディはチタン製、折りたたみ機構に必要不可欠なヒンジは「チタンとステンレスの組み合わせ」になるという情報があります。その上で、カメラはデュアルレンズの背面カメラ、フロントカメラ、内側カメラが用意されるとのこと。「内側カメラ」とは、折りたたみ式の画面を広げた状態の時に起動するカメラです。

「サイドボタンにTouch ID搭載」という噂

現時点で拡散している折りたたみ式iPhone関連の情報の中で、最も注目すべきは「Touch IDを採用する」という点です。

内部スペースを確保するためにFace IDではなくTouch IDをあえて搭載するという見方がありますが、問題は本体のどこに指紋認証機構を搭載するのか。iPad AirやiPad miniのように、サイドボタンにTouch IDを内蔵する設計になるのではないかという見方が有力視されています。

これらの漏洩情報がどこまで現実の製品として反映されるかは、Appleの開発チーム以外には分かりません。iPhone Airで確立した「極薄化の技術」が今後の製品にどのような形で導入されるのか、今後も要注目です!

出典:【Apple 1 / 2
参照:【MacRumors

※サムネイル画像は(Image:​「Apple」公式サイトより引用)

澤田真一

澤田真一

フリーライター。静岡市出身相模原市育ち。経済、ゲーム、ガジェット、ライフハック等のメディア(@DIME、メルクマール、週刊エコノミスト、GameSparkなど)で記事を多数執筆。

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