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インスタ「ログインアクティビティ」に違う場所が出る原因は乗っ取り?対処法は?

インスタ(インスタ)の「ログインアクティビティ」で自分が行ったことのない場所や知らない端末が表示されたら、「アカウント乗っ取り」を疑う人は多いはず。

しかし実際には「IPアドレス」が原因で自分の今いる場所とは違う場所が表示されることもあります。

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この記事では、インスタのログインアクティビティについて画像付きで解説。また、後半ではアカウント乗っ取りが不安な方に向け、アカウント乗っ取りの可能性を確認したいときのチェックリストもご紹介します。

インスタの「ログインアクティビティ」とは?

インスタのログインアクティビティは、自分のアカウントにログインした場所や端末の履歴を確認できる機能。不正ログインをすぐに確認することができ、不審な端末がログインしている場合はすぐにログアウトさせることも可能です。

インスタのログインアクティビティの確認方法

インスタのログインアクティビティを確認する方法は以下の通りです。

【1】プロフィール画面右上の①三本線ボタンをタップ、②「設定とプライバシー」をタップして開きます。【2】③「アカウントセンター」をタップします
【3】④「パスワードとセキュリティ」に進みます。【4】⑤「ログインの場所」をタップします
【5】⑥確認したいアカウントを選択します。【6】ログイン履歴が確認できました

ログインアクティビティに不審な場所が表示される原因は?

インスタのログインアクティビティに自分が行ったことのない場所や知らない端末が表示される場合、以下のような原因が考えられます。

IPアドレスのホストの場所になっている

インスタのログインアクティビティに不審な場所が表示されたとき、ほとんどは「IPアドレス」が原因です。IPアドレスはネット上の住所のようなものですが、ログインアクティビティではIPアドレスの「ホスト」の場所が表示されます。つまり契約しているWi-Fiや回線事業者によって、表示される場所は異なります。

お住まいの住所と異なる場所が表示されている場合は、「IPアドレス・住所検索サイト」にアクセスし、ログインアクティビティの場所と比較してみましょう。

筆者の場合は、自宅からおよそ数十キロ離れた場所が表示されたため、IPアドレスのホストの場所と「実際にInstagramを利用している場所」は大きく異なります。ちなみに、上記の表示場所とログインアクティビティの場所は一致。このように、ログインアクティビティの場所と自宅の場所にズレがあるのは自然なことなのです
ちなみに、ログインアクティビティで利用しているのは、「スマホの位置情報」ではなく「IPアドレス」です。そのため「設定」→「Instagram(アプリ)」などで設定可能な、アプリのアクセス権限で「位置情報」を変更しても、ログインアクティビティの表示場所は変わりません

複数人でアカウントを管理している

インスタでは、複数人で一つのアカウントを管理することが可能。たとえば、家族や友人、パートナーなどと共有している場合や、ビジネスや趣味などの目的でチームで運営している場合などです。

このように複数人でアカウントを管理している場合は、ログインアクティビティに自分以外の人がログインした場所や端末が表示されることがあります。

アカウントが乗っ取り被害に遭っている

ログインされている場所が海外だったり、まったく身に覚えのない端末がログインアクティビティに表示されている場合、アカウントが乗っ取り被害に遭っている可能性があります。乗っ取り被害とは、他人が不正に自分のアカウントにログインし、パスワードを変更したり、投稿やDMをしたり、フォローしたりすること。

被害に遭うと、自分のアカウントにアクセスできなくなったり、プライバシーや信用が損なわれる恐れがあります。

乗っ取りの可能性を確認したいときのチェックリスト

インスタのログインアクティビティを確認して乗っ取りの可能性に不安を覚えたときは、以下のチェックリストを参考にしてみましょう。

ログイン日時をチェックする

まずはログイン日時をチェックしましょう。たとえば、インスタを使った記憶がない日時や、明らかに就寝していた時間が記録されていた場合、アカウント乗っ取りの可能性があります。

ログイン端末をチェックする

ログインアクティビティに、自分が持っていない端末が表示されている場合は要注意。たとえば、iPhone端末を持っていないのに「Apple iPhone」と表示されている場合は、アカウント乗っ取りの可能性が高いです。

身に覚えのない投稿やDM、不審なアカウントからのフォローがないか確認

アカウントが本当に乗っ取られた場合、身に覚えのない投稿やDMが勝手に投稿されていたり、不審なアカウントからのフォローが急増することがあります。たとえば、ほとんど投稿がないのにフォロー数だけが多いアカウントは、スパムアカウントの可能性が高いです。

これらの内容に一つでも当てはまる場合は、最低限インスタのパスワードを変更しましょう。

ログインアクティビティに違う場所が表示され「乗っ取り」が疑われるときの対処法

ログインアクティビティに不審な場所が表示される理由として「IPアドレス」などではなく、本当に乗っ取り被害が疑われるケースもあるでしょう。そうした場合にまず行うべき対処法をご紹介します。

不審なアカウントをログアウトさせる

まず、先述した手順でログイン履歴を確認します。

「設定とプライバシー」→「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」→「ログインの場所」→「確認したいアカウントを選択」で表示します。

【1】プロフィールページ右上の①「三本線」をタップします。【2】続いて、②「言語」をタップします

二段階認証を設定する

乗っ取り犯にはパスワードがバレてしまっているため、ログアウトさせたあとはすぐにパスワードを複雑なものに変更しましょう。なおかつ二段階認証の設定も行いましょう。

設定方法は、「設定とプライバシー」→「アカウントセンター」と進みます。

【1】①「パスワードとセキュリティ」をタップします。【2】②「2段階認証」に進みます
【3】③設定したいアカウントを選択します。【4】④二段階認証の方法を選択し、⑤「次へ」をタップ。あとは、画面の表示どおりに進めましょう。なお、筆者は二段階認証を有効化してから、不審なログインアクティビティがなくなりました!

サードパーティーアプリの利用をすべて停止する

Instagramと連携して使うサードパーティーアプリをインストール・利用している場合はそれらからすべてログアウトしたうえでアンインストールするなどして、利用を停止しましょう。

サードパーティーアプリの利用が「乗っ取り」の原因になった可能性が排除できないためです。不審なサードパーティーアプリのアクセスを無効化するには、以下にアクセスしてください。

・Instagram公式「アプリとウェブサイト」→こちら

乗っ取りが疑われる場合のその他の対処法は?

たとえばInstagramとFacebookを連携している場合、Instagramに不正ログインが行われるとFacebookアカウントにも一定の危険性が疑われます。そのためInstagramアカウントと同様に、Facebookアカウントのパスワード変更も行いましょう。加えて二段階認証の設定も行うと安全でしょう。

またInstagramの公式も、不正アクセス被害に対する対処法を紹介しています。以下も参考にしてください。

・Instagram公式「不正アクセスされたInstagramアカウント」→こちら

またアカウント乗っ取りは「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」に該当する可能性もあります。たとえばアカウントが乗っ取られたうえで、身に覚えのない内容が投稿されているといった事象が見受けられる場合は最寄りの警察署に相談することも検討しましょう。

まとめ | ログインアクティビティの履歴が不安な場合は「二段階認証」もおすすめ

インスタのログインアクティビティについて解説しました。ほとんどの場合、ログインアクティビティと実際の場所のズレはIPアドレスが原因です。しかし、明らかに日時やデバイスが異なる場合、アカウント乗っ取りの恐れがあります。

その場合は本記事で紹介した対処法に基づいて、まずはパスワード変更や二段階認証の設定といったことを行いましょう。そのうえで、ログインアクティビティに不審な場所が表示されているうえに身に覚えのない投稿もされているといった場合には最寄りの警察署に相談することも検討してください。

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