プログラマブルキーボードにショートカットを割り当ててみよう!
それでは、実際にプログラマブルキーボードにショートカットを割り当ててみましょう。
SANWA-1.1.2アプリ画面の「接続機器」ウインドウで機能を割り当てるキーをひとつ選択したら、右側の「各種機能」ウィンドウで「キーボード」モードを選択。
次に、その下の設定値ウンドウを選択後(枠が黄色くなる)、「Ctrl+C」などのショートカットをパソコンのキーボードで入力します。
失敗したときは「設定値の削除」を押して、もう一度ショートカットを入力し直せばOKです。
あとは「出力モード」を「継続」に指定して「保存」を押せば、そのキーを押すだけで割り当てたショートカットがそのあとずっと実行されるようになります。
ちなみに、一度ショートカットなどを割り当てると、プログラマブルキーボード本体に記録されるため、ほかのパソコンに接続しても同じ機能が使えるのが便利ですね。
「キーボード」でショートカットを割り当てる手順
「各種機能」ウインドウには「文字列」モードがありますが、これを選択すると英字を入力してキーに登録できます。
たとえば、タイプミスしそうな長い英単語や、よく使うHTMLのソースコードやプログラムコードなどを割り当てておくとワンタッチで入力できるので、作業効率が飛躍的に向上し、タイプミスもなくせるでしょう。
「文字列」で特定の文字入力を割り当てる手順
「ショートカット」モードでは、音楽プレイヤーを再生したり、一時停止、前の曲、次の曲送りなどが割り当てられます。
ほかにも、音量の調節、ホームページを開く、次のページに進む、前のページに戻るといった操作を割り当てることも可能となっています。普段よく使うキーを割り当てておけば便利ですよね。
「ショートカット」で音楽プレイヤーの操作を割り当てる手順
まとめ
いかがでしょうか? 今回はサンワサプライの「プログラマブルキーボード(400-SKB075)」の使い方を紹介しました。
当初は「こんなオモチャみたいな3キーボードが本当に役に立つのかな?」と、あまり期待していませんでしたが、実際に3キーにコマンドを割り当てて使ってみると、かなり便利であることが実感できました。
正直言って、単純に「コピペ」を割り当てるだけでも、手の動きが少なくなるので、普段のパソコン作業効率が上がることは間違いありません。
もちろん、プログラマブルキーボードの使い方は無限大なので、仕事で毎日パソコンを使っている人なら、よく使うコマンドを登録するだけで、作業の効率を飛躍的にアップさせることも可能だと思います。
ちなみに、本当にコピペだけでいいなら、Amazonでコピペ専用の2キーボード(設定不要)も販売されています。価格も1,980円と安いので、興味がある人は自己責任で購入してみてください(24年2月2日発売)。
※サムネイル画像は(筆者撮影)