自動車に乗っているとき、iPhoneを充電するのに毎回充電ケーブルを挿すのは、けっこう面倒ですよね。そこでオススメしたいのが、Qiに対応したトレイ型ワイヤレス充電器。これなら、アームレストやダッシュボードに設置したトレイにiPhoneを置くだけで、簡単に充電できて超便利なんです!
トレイ型ワイヤレス充電器ってどんなもの?
みなさんは自動車通勤しているとき、iPhoneの充電はどうしていますか? 毎回iPhoneに充電ケーブルを抜き挿しするのは意外と面倒です。まして、充電中にケーブルが絡まったり引っかかるとけっこうイライラしますよね。

そこでオススメしたいのが、「Qi」に対応した車載ワイヤレス充電器です。筆者はダイソーで1,100円の「車載ワイヤレスチャージャー」を購入したことで、直接iPhoneにケーブルを抜き挿しするよりは、充電がかなり楽になりました。
ところが、この車載ワイヤレスチャージャーは、フォルダーを固定する場所に意外と苦労したほか、フォルダーからスマホを取り出すときに引っかかることがあって、使い勝手には少々不満があったのです。

そこで、今回筆者が目を付けたのが、カシムラ「アームレスト、ダッシュボードに置ける Qiワイヤレス充電式 シリコーントレイ NKW-34(以下:ワイヤレス充電トレイ)」です。価格はAmazonで2,282円でした。


このワイヤレス充電トレイは、iPhoneをトレイに置くだけでQiによる充電ができるのが最大の特徴。これならiPhoneを置いたり取ったりするのに引っかかることはありません。
ちなみに、このワイヤレス充電トレイは最大10Wでの急速ワイヤレス充電に対応していますが、iPhoneの場合は最大7.5Wでの充電になります。
というわけで、このあと実際にワイヤレス充電トレイを車内に設置して、使い勝手はどうなのか確認してみましょう。
実際にワイヤレス充電トレイを使ってみよう!
ワイヤレス充電トレイ本体はシリコーン製で重量は240gもあり、けっこうズッシリしています。本体裏は粘着ゲルになっているので、保護シールを剥がせばダッシュボードなどにピッタリ固定できますよ。
本体サイズは107×200×29mmと大きめなので、トレイに入るスマホの適合サイズは6.7インチのiPhone 13 Pro Max+ハードケース相当(85×175mm)となっています。これなら、どんなiPhoneでも余裕で置けますね。ちなみに、今回は筆者所有のiPhone 13を使用して実験します。
また、ワイヤレス充電トレイは最大10W(iPhoneは最大7.5W)の急速充電に対応しますが、シガーソケットで使うUSBカーチャージャーは、USB PDまたはQuick Charge 2.0以上に対応している必要があります。
今回はダイソーで550円の「30W対応カーチャージャー」を使いますが、こちらはUSB Type-CがUSB PD対応で5V/3A・9V/2A・12V/1.5(最大18W)。USB Type-Aのほうは5V/2.4A=12Wとなっていますので、iPhoneの充電なら問題ないでしょう。

なお、ワイヤレス充電トレイ側にはUSB Type-Cを挿し、カーチャージャー側はUSB Type-Aで接続することになります。通電時はトレイのLEDが赤く点灯し、スマホの充電中は青く点灯しますので、キチンと接続されているか目視確認できるのはいいですね。

それでは、実際にワイヤレス充電トレイを車に設置してみましょう。まず、カーチャージにUSB Type-A端子を、ワイヤレス充電トレイにはUSB Type-C端子を挿します。
次に、トレイの裏側の保護シールを剥がしてダッシュボードなどに固定し、トレイの内側にiPhoneを置けばすぐに充電されます。これなら、ダイソーのフォルダー式充電器と違ってサッと置けてパッと取りやすいでしょう。
なお、充電中の数値を測定したところ、5.06V/1.21A=6.12Wで充電されていました。ワイヤレス充電トレイはiPhoneの場合で最大7.5Wなので、まずまずの数値ですね。





まとめ
いかがでしょうか? 今回はトレイに置くだけで簡単にiPhoneを充電できるカシムラ「ワイヤレス充電トレイ」を紹介しました。
トレイ式なら、どんなスマホでも置きやすく取りやすいので、ダイソーのフォルダー式よりはかなり使いやすいと感じました。ただし、実際に購入してみるとワイヤレス充電トレイ本体は意外と大きいので、自分の車に置き場所があるか確認してから購入したほうがいいでしょう。
※サムネイル画像は(筆者撮影)