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スマートウォッチ市場の低迷続く!アップルの新モデル不足が販売減少の原因?

腕時計型であることから携帯性に優れ、健康管理機能やタッチ決済機能、スマホの機能まで備わっているスマートウォッチ。Apple Watchの登場を皮切りに爆発的な人気が生まれ、スマートウォッチの市場に大きな影響を及ぼした。ICT市場調査コンサルティングのMM総研は今回、スマートウォッチの国内販売台数の推移・予測に関する調査を実施。調査結果から、現在のスマートウォッチ市場の実態を紹介しよう。

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(Image:LittlePigPower / Shutterstock.com)
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スマートウォッチは人気のピークを過ぎた?

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スマートウォッチの販売台数は2年連続で下降傾向(「MM総研」調べ)

MM総研の調査によると、スマートウォッチの販売台数は2020年から2022年まで大きく成長を遂げ、2023年から現在に至るまで下降傾向にあることが判明。2024年度の販売台数は前年度比8.6%減の343.6万台という結果になった。消費者による端末購入が一巡し、ライトユーザーの買い替えが進まなかったことや、米アップルによる新モデルの発表がなかったことが販売台数の低迷に大きく起因していると考えられる。

スマートウォッチは運動の促進に非常に適しているため、主要メーカーは販売台数の回復を目指し、シニア層や運動を習慣化したい層に向けた機能の向上に取り組んでいるという。また、MM総研は2025年以降のスマートウォッチの販売台数も予測。2025年度は382万台、2026年度は379万台、2027年度は368万台、2028年度は389万台と、向こう3年は400万台弱で停滞すると予測した。

デザインの一新や革新的な機能の搭載、健康管理機能の強化など、各メーカーはスマートウォッチの訴求方法を改めて考えることが市場回復につながると言えるだろう。

メーカー別シェアは引き続きアップルが1位を獲得

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アップルはスマートフォンやタブレットのみならずスマートウォッチでもシェア1位を獲得(Image:Ringo Chiu / Shutterstock.com)

スマートウォッチは、アメリカや中国を筆頭に、さまざまな国のメーカーが発売している。アメリカのメーカーではアップルやガーミン、中国のメーカーではシャオミやファーウェイなどが主要メーカーとして人気だ。MM総研はメーカー別でスマートウォッチの台数シェアの調査を実施。スマートウォッチの台数シェア1位はアップルであることが明らかになった。アップルは市場シェアを独占しているものの、買い替えが進んでいない点や新モデルが投入できていない点から、前年比で7.7ポイント落ち込んでいる。2位は中国のファーウェイで、3位はシャオミ。どちらも1万円以下という安価で購入でき、豊富な機能を備えているコストパフォーマンスに優れたスマートウォッチを販売している。

スマートウォッチの市場において、各メーカーのシェアランキング争いが今後どのような展開を見せるのか、ぜひ注目していきたいところだ。

出典:【MM総研

※サムネイル画像(Image:LittlePigPower / Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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