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ポケモン30周年「ゲームボーイ ジュークボックス」って何?ファンのツボを押さえた最高のガジェット

「あのゲームボーイの音が、もう一度聴きたい——」。1996年に『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されてから約30年。当時、通信ケーブルを持ち寄ってポケモン交換に熱中した世代が、今では30代〜40代の「大人のポケモンファン」になっています。そんなファンたちの心を直撃するプロダクトが、ポケモン30周年を記念して登場しました。

その名も「ポケモン赤・緑 ゲームミュージックコレクション(Game Boy Juke Box)」。初代ポケモンのBGMと効果音を、ミニチュアのゲームボーイ型プレイヤーで楽しめるという、ファン垂涎のアイテムです。しかし、価格は69.99ドル(約1万円)。「音楽を聴くだけ」のガジェットに、この価格は妥当なのでしょうか。今回は、このアイテムの仕組みから買うべきかどうかまで、じっくり掘り下げます。

ポケモン30周年「ゲームボーイ ジュークボックス」って何の画像1
(画像はnotebookcheckより引用)

何ができるの? 製品の仕組みを解説

Game Boy Juke Boxは、実機のゲームボーイの約3分の1サイズで再現されたミニチュア音楽プレイヤーです。カラーは赤(Red)と青(Blue)の2色展開。本体には、ゲームボーイ風のドットマトリクスディスプレイ(※実際にはゲーム画面の静止画を表示する疑似液晶)が搭載されています。

使い方はシンプル。付属する45本のミニカートリッジの中から1本を選び、本体にスロットイン。すると、そのカートリッジに対応する楽曲や効果音が流れ、ディスプレイには対応するゲームシーンが表示されます。まさに「カートリッジを差し替えて曲を選ぶ」という、レコードやジュークボックスのようなアナログ体験が味わえるわけです。

収録楽曲はファンのツボを押さえたラインナップ

45本のカートリッジには、初代ポケモンを象徴する楽曲がぎっしり詰まっています。タイトル画面のテーマ、冒険の始まりを告げる「マサラタウン」、おなじみの「オーキド博士」のテーマ。そして、当時多くの子どもたちを震え上がらせた「シオンタウン」のBGMまで収録されています。ほかにも「ニビシティ」「ロケット団アジト」「プリンのうた」、さらにはエンディングテーマまで網羅。1本1本のカートリッジがカラフルに色分けされており、コレクションとしての所有欲も刺激してきます。

増田順一氏こだわりの「あの音」

「ゲームボーイの音そのものに聴こえるよう、特にこだわりました。カートリッジを差し替えながら楽しんでください」
—— 増田順一氏(初代ポケモン 作曲・効果音担当)
作曲者本人がこうコメントしているように、スピーカーにはゲームボーイ実機の「あのチープで味のある音質」を忠実に再現するため、あえて小型のモノラルスピーカーが採用されています。高音質を追求するのではなく、”当時の空気感”ごと再現するというコンセプトは、なかなか潔い設計思想です。なお、電源は実機と同様に乾電池式(別売り)となっています。

主要スペック表
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

「買い」と「待ち」を分けるポイント

正直に言えば、このアイテムは「万人向け」ではありません。しかし、刺さる人には深く刺さるタイプの製品です。メリットとデメリットを整理してみましょう。

ここが魅力

・実機の音質を忠実に再現した本格的なチップチューンサウンド
・カートリッジを差し替える”儀式感”が楽しい
・増田順一氏監修という公式クオリティの安心感
・45曲収録で初代ポケモンの名曲をほぼ網羅
・デスクに飾れるインテリア性の高さ

 ここが気になる

・約1万円は「音楽再生のみ」の機能としてはやや高い
・乾電池式でUSB充電に非対応
・Bluetooth出力やヘッドホン端子は非搭載と思われる
・1カートリッジ1曲のため連続再生ができない
・すでに品薄で入手困難になっているという報告あり

これは”体験”を買うガジェット

「音楽を聴くだけなら、YouTubeやサブスクで十分じゃない?」という意見はもっともです。実際、初代ポケモンのBGMはSpotifyやApple Musicでも配信されていますし、YouTube上にもチップチューン音源は豊富にあります。

しかし、このGame Boy Juke Boxの価値は「音楽の中身」だけにはありません。ミニカートリッジを手に取り、本体にスロットインし、あのスピーカーから流れる音を聴く——という”体験の一連の流れ”にこそ、1万円分の意味があります。いわば、レコード盤をターンテーブルに乗せる行為に近いものです。デジタルで完結する時代だからこそ、「わざわざ物理的な手順を踏む」ことが贅沢になっているのです。

また、30周年記念の限定アイテムであることを考えると、コレクターズアイテムとしての価値も見逃せません。すでに品薄の報告が出ており、購入制限が1人1台に設定されている点からも、ポケモン社側が転売を警戒するほどの需要が見込まれています。「迷っているなら、在庫があるうちに押さえておく」のが賢明かもしれません。

ポケモン30周年、”ノスタルジー商法”の行方

今回のGame Boy Juke Boxは、新作『ポケモン Winds・Waves』の発表と同時にお披露目されました。新作ゲームで”未来”を見せつつ、記念グッズで”過去”へのリスペクトを示す——この二刀流の戦略は、近年のエンタメ業界のトレンドそのものです。任天堂も「ニンテンドークラシックミニ」シリーズで大成功を収めた実績がありますし、”実機風ミニチュア”は確立されたビジネスモデルと言えます。

ポケモンというIPの強さは、ゲーム・アニメ・グッズ・カードを横断する「世界観のエコシステム」にあります。今回のジュークボックスは、音楽という軸でその世界観を物理プロダクトに落とし込んだ好例です。今後、金銀やルビサファ世代向けに展開が広がる可能性も十分にあるでしょう。

出典:【notebookcheck

スマホライフPLUS編集部

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