サンライズ瀬戸は週末に琴平まで延長運転されることも!
サンライズ瀬戸は、東京駅と香川県の高松駅を約9時間半で結んでいます。
東京駅を21時50分に出発する下りは、先述したとおりサンライズ出雲と瀬戸が併結された状態で岡山駅まで行き、岡山駅で分離したあとは瀬戸大橋を通って四国に渡りますので、ここが最大の見どころでしょう。
通常は、瀬戸大橋線を通って翌朝7時27分に高松駅に到着しますが、休日前の金曜・土曜、祝日の前日には、予讃線-土讃線を通って琴平駅まで延長運転されることがあります。
たとえば、2025年の場合、4月は4日、5日、11日、12日、18日、19日、25日、26日、28日。5月は2日~5日、9日、10日、16日、17日、23日、24日、30日、31日が琴平延長運転日になりますよ。


琴平延長運転の場合は、高松駅を出発すると途中の多度津駅と善通寺駅にも停車し、琴平駅には8時39分に到着します。このスケジュールはJRおでかけネットで事前に確認しておきましょう。
●JRおでかけネット(公式)は→こちら
ちなみに、琴平駅の近くには、“こんぴらさん”として親しまれてきた「金刀比羅宮」がありますので、観光目的なら琴平駅まで乗ってみるのもアリですね。

また、予讃線の丸亀駅には高さ日本一の石垣を有する現存12天守のひとつ「丸亀城」がありますし、香川県は自ら“うどん県”を名乗っているので、市内で美味しいうどんをしっかり味わっておきましょう。

まとめ
いかがでしょうか? 今回はサンライズ出雲と瀬戸の違いについて詳しく解説しました。
昔は寝台特急もたくさん定期運行されていましたが、近年、新幹線が拡充されてきたこともあり、現在も残されているのはサンライズ出雲と瀬戸だけになりました。
サンライズ出雲と瀬戸の車両285系は1998年7月にデビューし、もうすぐ27年になります。列車の寿命は通常30年と言われていますので、今後どうなるのかは分かりません。今のうちに、貴重な寝台特急に乗っておきたいものですね。
※サンライズ出雲/瀬戸の時刻は、2025年3月15日ダイヤ改正以降のものです。