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意外と難しい!? 車に貼られた中古ショップのステッカーを剥がす方法

先日、筆者が中古のベンツを購入したところ、正規ディーラー「YANASE」のステッカーの横に、中古ショップのステッカーが勝手に貼られていました。これでは「一目で中古だと分かってしまうじゃないか!」と思い、剥がそうとしましたが、これが意外と難しかったのです……。

勝手に中古ショップのステッカーが貼られてしまう問題!

筆者は10年間乗ったベンツを買い替えることにしました。しかし、ディーラーの新車価格が10年前より驚くほど高かったので、今回は外車専門中古ショップで年式の新しい中古のベンツを購入したのです。

ところが、納車後にリヤウインドウを見ると、正規ディーラー「YANASE」のステッカーの横に、勝手に中古ショップのステッカーが貼られているではありませんか。

「これでは一目で中古で買ったベンツだと分かってしまう! ちょっと恥ずかしい……」

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外車専門中古ショップで買ったベンツには、勝手にお店のステッカーが貼られていました。これはちょっと恥ずかしい……(筆者撮影)
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そこで、筆者はさっそくAmazonでTRUSCO(トラスコ)の「スクレーパー S型 TS-501」を230円で購入してステッカーを剥がすことにしました。

貼って間もないステッカーなので、簡単にスクレーパーで剥がせると思っていたのですが、実際にやってみるとガッチリ張り付いていて、そう簡単ではありません。

あまり力を入れるとガラスに傷が付きそうだったので、一旦作業を止めることにしました。

その後、よく調べてみるとステッカーはドライヤーで温めると簡単に剥がせることが分かったのですが、筆者はマンションの立体駐車場を利用していて、ドライヤーの電源を確保できないのです。いったいどうすればいいのでしょうか……!?

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貼られたばかりのステッカーですが、粘着力が強くスクレーパーでも簡単に剥がすことができませんでした(筆者撮影)

ポータブル電源でドライヤーを使えば簡単に剥がせる!

その後、筆者は以前キャンプや震災時の停電用にポータブル電源を購入していたことを思い出しました。

これは「BLUETTI ポータブル電源 EB3A」という製品で、出力は最大600W(瞬間最大1,200W)ですが「電力リフト機能」があるので、1,000Wのドライヤーや電気ポットでも動かすことができる優れもの。

購入してから今まで、一度だけキャンプで使っただけで、ずっと押し入れにしまっていたのですが、こんな形で役に立つ日が来るとは思ってもいませんでした。

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こちらが今回使用した「BLUETTI ポータブル電源 EB3A」。AmazonやBLUETTI公式サイトでは2万2,800円で販売されています(25年5月14日現在)(筆者撮影)

さっそく、ポータブル電源とドライヤーを使って、ベンツに貼られたステッカーを1分ほど温めてみました。すると、ステッカーはグニャグニャな柔らかい状態になって、スクレーパーの刃が「スッ!」と入ったのです。

ステッカーを1/4ほどめくったあとは、手で剥がしましたがガラス面に粘着剤の跡が残ることもありませんでした。これでもう中古で買ったベンツだということは分かりませんね!

ちなみに、スクレーパーであまり強めにガシガシこするとガラスに傷が付く恐れがあります。とくにボディの場合は要注意ですので、この作業は必ず自己責任で行ってください。

ドライヤーを使ってステッカーを剥がす手順

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まず、ポータブル電源にドライヤーを挿したら、必ずスマホ専用アプリから「電力リフト機能」をオンにします(筆者撮影)
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ドライヤーで熱風を1分ほど当ててみました。するとステッカーは熱でグニャグニャの柔らかい状態になります(筆者撮影)
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ステッカーの端にスクレイパーを当てると、驚くほど軽く「スッ!」と刃が入っていきました(筆者撮影)
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あとは手でステッカーをそのまま剥がせます。ガラスにはステッカーの粘着剤の跡も残りませんでした(筆者撮影)
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こちらがステッカーを剥がしたあとの写真です。正規ディーラー「YANASE」のステッカーだけになりました。これでもう恥ずかしくありません(筆者撮影)

なお、貼られてからかなり時間が経って劣化しているステッカーの場合は、こんなに簡単ではなく、ガラスに粘着剤がこびりついてしまうこともあるようです。

そこで、一応ダイソーで110円の「シールはがし液」も購入していましたが、今回はあまりにもキレイに剥がれたので出番はありませんでした。

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ダイソーの文具コーナーには110円で「シールはがし液」も販売されています(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? 今回は中古ショップが勝手に貼ったステッカーを剥がす方法を紹介しました。

筆者は、たまたまドライヤーを動かせるポータブル電源を持っていたので、比較的簡単かつキレイにステッカーを剥がすことができましたが、時間が経って劣化しているステッカーは粘着剤が残ってかなり大変なようです。

また、スクレーパーでガラスやボディを強くこすると傷が入ってしまうこともありますので、十分ご注意ください。自信がない人は、お金がかかっても専門業者に依頼したほうがいいでしょう。

※文中の価格はすべて税込みです。

すずきあきら

すずきあきら

編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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