JR東日本の交通系ICカード「Suica」で駅の改札を出ようとしたら残高不足。しかも、現金の持ち合わせもなくてチャージできないときは少し焦ってしまいますよね。そのようなときは、いったいどうすればいいのでしょうか?

改札内のビューアルッテならカード型Suicaにクレカでチャージ可能!
カード型Suicaで改札を出ようとして残高が足りないときは、改札付近にある精算機でチャージ可能です。
でも、精算機は原則として現金のみでクレジットカードは使えませんので、現金の持ち合わせがないときは困ってしまいますよね。そのようなときは、改札内に設置されているエキナカATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」を探しましょう。
ビューアルッテは駅の改札外に設置されていることが多いのですが、新宿駅や東京駅、池袋駅、品川駅、浦和駅などの主要駅45カ所であれば、改札内にも設置されています(2025年7月現在)。
ただし、カード型Suicaにクレカでチャージするには、基本的にJR東日本グループのクレカ「ビューカード」が必要になります。
●JR東日本「駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)設置場所」は→こちら
●JR東日本「ビューカード」は→こちら


運よく改札内のビューアルッテが見つかれば、あとは簡単。メニュー画面から「Suicaチャージ」→「クレジットチャージ」と進み、カード型Suicaとビューカードを入れて、チャージ金額を指定すれば大丈夫です。
●JR東日本「Suicaへのチャージ方法(ビューカードのクレジット決済)」は→こちら
ビューカードでないとカード型Suicaにチャージできないの?
カード型Suicaの残高が足りないとき、ビューカードがあれば改札内のビューアルッテで、クレカチャージできることはお分かりいただけたと思います。しかし、ビューカードではない他社のクレカでチャージすることはできないのでしょうか?
実は、多機能券売機(黒い券売機)ならSuica定期券を購入するとき、ビューカード以外のクレカで同時にチャージすることは可能ですが、今回の条件からは外れてしまいます。
もし、現金がなく他社のクレジットカードしか持っていない場合は、改札の窓口で相談してみましょう。この場合は、例外的に窓口でクレカが使えたり、改札から出てみどりの窓口で精算させてもらえることもあるようです(駅によって対応は異なります)。
それ以外の対処方法としては、ビューアルッテやNewDaysに設置されているATMから現金を引き下ろして、カード型Suicaに現金でチャージする方法もあります。もっとも、この方法でも結局は改札内のATMを探す必要があるため、やや面倒ですよね。

そのような苦労をしないためには、やっぱり「モバイルSuica」がオススメになります。モバイルSuicaならスマホから簡単にビューカード以外のクレカでもチャージができます。

まとめ
いかがでしょうか? もし、カード型Suicaの残高が足りない場合に現金の持ち合わせがないと、意外と面倒なことになります。
ビューカードがあれば改札内のビューアルッテでカード型Suicaにクレカチャージすることもできますが、それが可能な駅も限られています。
本当に、どうにもならないときは、素直に窓口で駅員さんに相談してみるしかありませんね。カード型Suicaの残高には日ごろから十分注意しておきましょう。