QRコード決済やタッチ決済など、キャッシュレス化が進む今、クレジットカードによる支払いも依然として高い人気を誇っている。なかでもキャッシュバック機能付きのクレジットカードは、還元の利便性に加え、ポイント管理の手間を省ける点が魅力だ。そこで今回、クレジットカード等の記事を多数掲載するWebメディア「and more」を運営するand media株式会社は、キャッシュバック付きクレジットカードを保有している全国20~60代の男女308名を対象に、キャッシュバック付きクレジットカードに関する調査を実施した。

キャッシュバック付きクレジットカードの一番人気は「楽天カード」

今回の調査結果から、現在所有しているキャッシュバック付きクレジットカードを尋ねたところ、308人のうち、半数を超える165人が「楽天カード」を利用していることが明らかになった。2位以降は「三井住友カード」が68人、「PayPayカード」が44人で、1位と大きく差が開いている。楽天カードの特徴は、貯まった楽天ポイントをプリペイド型電子マネー「楽天Edy」にチャージし、日常の買い物などで利用できる点にある。日常的に電子マネーを使う人にとっては、現金感覚でポイントを活用できる利便性があり、楽天カード人気の要因とみられる。

キャッシュバック機能で満足していることについても尋ねたところ、「現金として自由に使える」が148人で1位。2位は「ポイント管理の手間がない」で133人だった。自由な使い道と手間の少なさが、キャッシュバック付きクレジットカードの大きな魅力といえる。
1万円以上のキャッシュバックがあれば入会を検討する?

キャッシュバックを受ける際、最も魅力的だと感じる受け取り方法についても回答を見てみると、「カード利用金額に充当される」が41.2%で最多。続いて「ポイントが付与される」が39.6%、「指定口座に振り込まれる」が18.8%と続いた。カード利用金額に充当されると、請求額が自動的に減額されるというわかりやすさがあり、追加の手続きも不要となるため人気を集めている。

今後新たなクレジットカードを検討する際、どの程度のキャッシュバックがあれば申し込みを検討するか尋ねたところ、「1万円以上」が最多で45.5%となった。一目でお得感が伝わり、金額の大きさが魅力として響いた結果だと考えられる。
これからキャッシュレス決済が今後どのように進化していくのか、その動向に引き続き注目が集まりそうだ。
出典:【and more】