キャッシュレス決済が主流となりつつある現代において、多くの人が利用している「クレジットカード」。では、実際にクレジットカードを使う理由は何なのでしょうか。また、どのようにメインカードを選んでいるのかも気になるところです。今回は、「クレジットカード利用」に関するインターネット調査の結果をご紹介します。

「ポイント還元」のお得さがクレジットカードを使う理由

株式会社CyberOwlが運営する「マネ会 by Ameba」は、全国の男女300人を対象に「クレジットカード利用」に関するインターネット調査を実施しました。
まず「クレジットカードを使う理由」を尋ねたところ、1位は「ポイント還元」(71%)。次いで「利用できる場所が多い」(33%)、「高額決済に便利」(33%)、「支払いの後払いが可能」(22%)という結果でした。
ポイント還元が最多となったことから、クレジットカードが「節約や家計管理のツール」として定着している様子がうかがえます。日常的に使うだけで自然にポイントが貯まるお得さが、利用の大きな理由といえそうです。

「メインカードの利用目的」では、「日常生活の支払い」が56%で1位に。光熱費や通信費などの固定費、スーパー・コンビニでの買い物など、日常的な支出に幅広く活用されていることがわかります。
2位以下は「ネットショッピング」(29%)、「趣味・娯楽費」(9%)、「出張・旅行」(6%)でした。さまざまな場面で、現金よりカードを優先するスタイルが主流になっていることが明らかになっています。
メインカードを選んだ最大の理由は「年会費の有無」と「ポイント還元率」! ステータスを重視する人も

最後に「メインカードを選んだ最大の理由」では、「年会費の有無・安さ」(32%)が最多で、次いで「ポイント還元率」(22%)が続きました。日常的に使うカードほど、「コスト」と「お得さ」を重視する傾向が見られます。
また、「加盟店の多さ・使いやすさ」(7%)、「特典・優待サービス」(5%)、「ステータス性(ブランド・デザイン)」(4%)を重視する声もあり、利便性や付加価値を求める層も一定数存在します。
本調査から、クレジットカードは単なる決済手段ではなく、生活を支える基盤として定着していることが明らかになりました。特に、ポイント還元率の高さは“日々の支払いが節約につながる仕組み”として多くの支持を集めています。今後は、より還元率を意識したカード設計が進む可能性もあるでしょう。
出典:【株式会社CyberOwl】
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