
2025年に東京都がリリースした公式アプリ「東京アプリ」。行政手続きやサービス申請などをアプリ一つで完結できる、いわば「ポケットの中の都庁」を目指しており、2025年10月時点では、都が実施するイベントや社会貢献活動への参加を通じて「東京ポイント」を貯め、それをさまざまなサービスに利用できる仕組みが中心となっています。

しかし、この「東京ポイント」、アプリそのもののサービス開始から一年未満ということもあり、実際にポイントを貯めて交換した人は、まだ少ないのではないでしょうか。
実はこの「東京ポイント」、意外と貯めやすく、そして用途も多いポイントとなっています。今回はその使い方や貯め方、そして楽天ペイなど民間のキャッシュレス決済アプリとの連携についても解説します。
東京都の公式アプリ『東京アプリ』とは?

そもそも「東京アプリ」は東京都が提供する公式スマートフォンアプリとして2025年2月に公開されました。現在は「東京ポイント」という仕組みを中心に、健康づくりやボランティアなど、都が指定するイベントや活動に参加するとポイントが貯まり、au PAYやdポイントなどに交換できるようになっています。
なお、都民だけでなく、都外の人や旅行者も利用可能です。
東京ポイントとは
東京ポイントは、東京都などが実施する「社会的意義のある活動」に参加することで貯めることができます。 このように聞くと一見難しく感じるかもしれませんが、実際には気軽に参加できるものから、本格的なボランティア活動まで多岐にわたります。

これらの情報はアプリ内で随時更新されるため、こまめにチェックして自分に合った活動を見つけるのがおすすめです。特に休日に行うボランティア活動を通じて、民間のキャッシュレス決済で使える、交換可能なポイントを得られるのは、大きなメリットといえるでしょう。
東京ポイントの交換方法|楽天ペイ、Vポイントなど交換先が大幅拡充!
これまで「au PAY」「dポイント」などに交換可能だった「東京ポイント」が、2025年10月20日から新たに「楽天ペイ」や「Vポイント」「メルカリポイント」にも交換できるようになりました。
さらに、2025年秋には、マイナンバーカードと連携することで7,000円相当のポイントが付与される大規模なキャンペーンも予定されています。

たとえばVポイントに交換する場合は、まずアプリを開きます。

下にスクロールして「交換する」をタップすると、Vポイントのログイン画面に移行するので、連携に同意して、交換は完了です。
まとめ
「東京アプリ」は、ポイント交換先の拡充と大型キャンペーンの実施により、ますます見逃せないサービスとなっています。
さらにキャンペーンでは15歳以上の都民であれば、マイナンバーカードで本人認証を行えば「7,000東京ポイント」が付与されます。
日常のちょっとしたお出かけや、週末のイベント参加が、社会貢献につながり、お得なポイントとして返ってくる。そしてそのポイントが、楽天ペイやVポイントといった普段使いのサービスで利用できる。そんな新しいライフスタイルを、「東京アプリ」は提案してくれます。
まずはアプリをダウンロードして、どんなポイント獲得のチャンスがあるかチェックしてみましょう。将来的には都民の生活に欠かせない「ポケットの中の都庁」となる可能性を秘めたこのアプリ。今のうちから活用して、お得な都民ライフを楽しみましょう。
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています




