Windows Updateは、Windows搭載デバイスを常に最新かつ安全な状態に保つための重要なアップデートであることは言うまでもありません。
一方でこのアップデートが「自動更新で行われる」ことに対しては、ストレスを感じる方も多いでしょう。自動更新時に一時的にシステムが利用できなくなったり、更新後に特定のアプリケーションやハードウェアが正常に動作するかどうか、再検証が必要になる場合があるためです。
これらの理由から、特定の環境下ではWindows Updateの自動更新を停止したいというニーズは非常に強いです。
そこで今回はWindows Updateの自動更新を無効化し、意図しないアップデートや再起動を避ける方法をご紹介します。
Windows Updateを基本設定でなるべく制御するには?
Windows Updateの自動更新を避けるには
・制御:更新の時間帯を定めるなど
・無効化:完全にWindows Updateを無効化する
という2通りのアプローチがあります。Windows Updateそのものには重要なアップデートが多数含まれているため、できれば基本設定で「制御する」というアプローチを重視することをおすすめします。
Windows Updateの制御方法は主に2通りです。
アクティブ時間の設定
更新再起動を避ける時間帯を指定可能です。設定アプリから「Windows Update」→「詳細オプション」→「アクティブ時間」で利用時間を設定すると、その時間外に再起動が実行されます。
従量制接続の活用
Wi-Fiプロパティで「従量制課金接続」を有効にすると、自動更新が抑制されます。設定アプリの「ネットワークとインターネット」→該当ネットワークのプロパティから設定可能です。
【サービス設定】Windows Updateを無効化する方法
ここからはWindows Updateを「制御」ではなく「無効化」する方法をご紹介します。まずはサービス設定の項目から無効化する手順を解説しますが、先にも述べた通り、Windows Updateには重要な項目も多数含まれます。
制御ではなく「無効化」するのは、あくまで自己責任で行いましょう。




【タスクスケジューラ設定】Windows Updateを無効化する方法
続けて「タスクスケジューラ設定」からWindows Updateを無効化する方法もご紹介します。サービス設定からの無効化がうまくいかない場合には、こちらを試してみるのも良いでしょう。
まず、画面下ツールバー上のスタートボタンを右クリックし、「コンピューターの管理」を開きましょう。



繰り返しですが、Windows Updateの無効化には重要なアップデートが反映されなくなるなどデメリットも存在します。Windows Updateの自動更新にストレスを感じる場合、できるだけ無効化ではなく「制御」で対応しましょう。その上でどうしても自動更新を無効化する必要がある際は、自己責任で実施しましょう。
※サムネイル画像(Image:willi Lumintang / Shutterstock.com)