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カーナビにCD/DVDドライブは不要?クルマでCD以外の手段で音楽を楽しむには?

かつて、ドライブのお供といえば「お気に入りのCD」が主役でした。ダッシュボードに何枚ものCDケースを並べていた光景を懐かしく思う方も多いのではないでしょうか。

しかし近年のオーディオ一体型カーナビにはCD/DVDドライブが搭載されていないケースが増えています。さらに音声AI(人工知能)の進化により、「ヘイ、〇〇。音楽をかけて」と話しかけるだけで操作が完了する車種も増えています。

こうした環境において、物理的なディスクを読み込むCD/DVDドライブは、残念ながら「場所を取る余計なハードウェア」とみなされ、姿を消しつつあります。

とはいえ、「サブスクも便利だけど、長年集めたCDコレクションをいい音で聴きたい」「道の駅でふと見つけた、地元のアーティストのCDを買ってその場で流したい」という楽しみ方も、ドライブの醍醐味ですよね。

CD/DVDドライブは完全に消えてしまうのでしょうか? 今回は、カーナビからCDドライブが減っている背景を解説しつつ、それでもCDで音楽を楽しみたい方に向けて、最新の解決策とスマホを活用した音楽の楽しみ方をご紹介します。

なぜクルマからCD/DVDドライブが消えつつあるのか?

まずは、なぜこれほど急速にCDドライブが非搭載になりつつあるのか、その背景を少しだけ深掘りしてみましょう。

インテリアの「スマホ化」と音声AIの統合

多くの最新モデルでは運転席まわりの物理ボタンやスイッチが減り、代わりにタブレットのような大型タッチディスプレイが配置されるケースが増えています。

インテリアの「スマホ化」と音声AIの統合1
(画像はスマホライフPLUS編集部撮影)
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自動車メーカーは現在、スマートフォンのような操作感(OS搭載)と、音声AIによるコントロールを統合しようとしています。限られたスペースを他の装備に回す必要があり、ディスクスロットなど物理ドライブのためのスペース確保は優先度が低くなっています。

デジタル化によるコストダウン

もちろん、メーカー側のコストの事情もあります。可動部品が多いディスクドライブは、振動の多い車内では故障の原因になりやすいうえに、若年層を中心に「音楽はスマホで聴くもの」というスタイルが定着しています。

ディスクドライブを廃することで故障のリスクを押し下げつつ、コストダウンを実現でき、なおかつ多くの若者にとっては「ディスクドライブそのものが不要」なのが現実です。

こうした背景から、従来型の「カーナビ」ではなく、スマホ連携を前提とした「ディスプレイオーディオ」が標準装備される車種が増えています。

クルマでCD以外の手段で音楽を楽しむには?

車にCDドライブがなくても、高音質で音楽を楽しめる方法はすでに多数存在します。大まかに各手段のメリット・デメリットは以下の通りです。

クルマでCD以外の手段で音楽を楽しむには?1
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

とはいえ、これらの接続方法に詳しくない方もいるでしょう。もう少し具体的に見ていきましょう。もし、これらの接続手段を読んでもイメージしにくい場合は、手元のCDをリッピングしたうえでそのMP3ファイルをUSBメモリに移し、車載のUSBポートに差し込んで車内で再生するのがもっともシンプルな解決策となるかもしれません。

1. Bluetooth接続(もっとも手軽なワイヤレス方式)

Bluetooth接続(最も手軽なワイヤレス方式)1
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

スマートフォンとカーナビを無線で接続する方法です。最新の多くのカーナビでは自動接続機能を搭載しており、一度ペアリングしておけば車に乗るたびに自動接続されます。

メリットはワイヤレスで手軽に接続できること。また、通話機能を備えている場合、運転しながらでも電話することができます。

一方、バッテリー消費が大きくなるので、スマホ側のバッテリー残量には注意が必要。また、混雑した場所では接続が不安定になることもあります。

2. USBケーブル接続

USBケーブル接続1
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

USBケーブルでスマホやiPodなどデジタルオーディオプレーヤーを直接接続する方法です。デジタル信号を直接伝送する接続方法に該当し、比較的高音質で再生できる点がメリットです。

Bluetoothと違って電波状況に影響されないので、再生環境が安定しています。また、充電に対応しているケーブルやUSBポートを使えば、音楽を再生しながらスマホを充電することもできます。

しかし、もちろんケーブルが必要な点がデメリット。また、スマホやカーナビによっては専用アプリが必要になることもあります。

3. AUXケーブル接続(旧式車両でも安心)

AUXケーブル接続(旧式車両でも安心)1
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

3.5mmステレオミニジャックを使用したアナログ接続です。アナログ接続の「定番」で、多くの車載オーディオで利用できます。

対応機器がもっとも多く、接続が簡単な点がメリット。また、信号劣化も少ないでしょう。

一方、音量調整が難しかったり、ノイズが乗りやすい点はデメリットです。

4. FMトランスミッター(旧車対応)

FMトランスミッター(旧車対応)1
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

Bluetooth非対応の旧車でも使える方法です。スマホの音楽をFM電波に変換し、カーラジオで受信します。

FMトランスミッターは、FMラジオを搭載した多くの旧車でも利用可能で、取り付けが簡単です。しかし、ここまでご紹介してきた方法の中でももっとも音質が劣化しやすく、周波数調整が必要となってしまいます。

5. ワイヤレススピーカー(簡易的な解決策)

車内に持ち込めるBluetoothスピーカーを使用する方法です。カーナビ連携はできませんが、手軽に音楽を楽しめます。

リッピングした音源を入れたUSBメモリをポートに差し込むのもおすすめ

これまで紹介してきた方法が「いまいちピンと来ない」場合、CDをリッピングしてMP3ファイルをUSBメモリに移し、そのUSBメモリから音楽を聴く方法が最適な場合もあります(※カーナビ側にUSBポートがついていることが条件となります。)

リッピングした音源を入れたUSBメモリをポートに差し込むのもおすすめ1
(画像は「photoAC」より)

この方法のメリットは、スマートフォンを接続する必要がなく、バッテリー消費を気にせずに済む点です。また、大容量のUSBメモリを使えば数百枚分のCDデータを一つのメディアに収められるため、車内がCDで散らかることもありません。

音質の劣化も少なく、オリジナルCDに近い音を楽しめます。さらに、フォルダ分けを適切に行っておけば、アーティスト別やアルバム別の選曲もスムーズに行えます。

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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