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【Windows 11】パソコンを購入したら最初に見直すべき設定6選 みんな意外と知らない!

新しくWindows 11のパソコンを購入したとき、そのままの状態で使うのはあまりオススメできません。できれば、購入直後に自分が快適に使えるように初期設定を変更しておきましょう。そこで今回は、初心者におすすめの6項目を紹介します。

【1】Windows Updateを実行する

Windows 11パソコンは常にハッカーに狙われているので、Microsoftでは頻繁にバグを修正したりセキュリティを高めるパッチや、新機能を含んだアップデートを配信しています。

パソコンの製造から販売までの間に、新しいアップデートが配信されている可能性もありますので、パソコンを買ったら最初に「Windows Update」を実行しておきましょう。

まれに、アップデートして不具合が出ることもありますが、セキュリティ対策を考えると、基本的には常に最新版にアップデートしておいたほうがいいと思います。

Windows Updateを実行する手順

Windows Updateを実行する手順1
まず、タスクバーの「Windows」アイコンをタップして、表示されたメニューから「設定」を開きます
Windows Updateを実行する手順2
左メニューの「Windows Update」を選択して、アップデートを確認しましょう。もし、アップデートがあれば「すべてダウンロードしてインストール」を押します
Windows Updateを実行する手順3
アップデートのダウンロードが完了したら「今すぐ再起動する」をクリックして再起動しましょう。これでアップデートが適用され、「最新の状態です」と表示されればOKです
この記事の画像(30枚)

なお、Windows 11の設定で「最新の状態です」と表示されても「更新プログラムのチェック」押すと、アップデートが表示されることもありますので、ご注意ください。

Windows Updateを実行する手順4
Windows Updateで「最新の状態です」と表示されても、「更新プログラムのチェック」を押すと(上写真)、アップデートが表示される場合もあります(下写真)

【2】余計なセキュリティソフトはアンインストールする

Windows 11には「Microsoft Defender(旧Windows Defender)」という無料のセキュリティソフトが標準機能として搭載されています。

基本的には、このMicrosoft Defenderは市販のセキュリティソフトと遜色ない機能を持っており、ある程度はパソコンを安全に利用できます。

しかし、パソコンを購入したときに市販のセキュリティソフトが入っていると、Microsoft Defenderと併用はできません。

市販のセキュリティソフトは有料のものが多いですし、セキュリティソフトのせいでパソコンの起動時間が遅くなったり、動作が重くなることもありますので、Microsoft Defenderで十分だという人は削除しておいたほうがいいでしょう。

もちろん、Microsoft Defenderでは不安だと考える人は、有料のセキュリティソフトをそのまま使用するのもアリです。

セキュリティソフトが有効かどうか確認する手順

セキュリティソフトが有効かどうか確認する手順1
Windows 11の設定を開いて左メニューで「プライバシーとセキュリティ」を選択したら「Windowsセキュリティ」をクリックします
セキュリティソフトが有効かどうか確認する手順2
「ウイルスと驚異の防止」項目で「処理は不要です。」とあれば、パソコンはセキュリティソフトで保護されています
セキュリティソフトが有効かどうか確認する手順3
前の画面で「Windows セキュリティを開く」をクリックすると「セキュリティの概要」が表示されますので、「ウイルスと脅威の防止」を選択しましょう
セキュリティソフトが有効かどうか確認する手順4
市販のセキュリティソフトが導入されていると、「ウイルスと脅威の防止」画面に表示されます。もし、何も表示がなければ、Microsoft Defenderが保護しています

【3】Microsoftのクラウド「OneDrive」を削除する

Windows 11には「OneDrive」というMicrosoftのオンラインストレージが最初からインストールされており、Microsoftアカウントでログインしていると、OneDriveを5GBまで無料で利用できます。

ただし、OneDriveの「このPCのフォルダをバックアップする」で「ドキュメント」や「写真」などがオンになっていると、バッググラウンドで動作してパソコンの動作が重くなってしまいますし、OneDriveの無料分ストレージ5GBをすぐに消費してしまうでしょう。

もし、OneDriveのようなクラウドサービスは必要ない、あるいは他社の有料クラウドサービスを利用しているということなら、削除しても構いません。

ただし、OneDriveを削除する前に「このPCフォルダーをバックアップする」をオフにしたり、「このPCからリンクを解除する」で、Microsoftアカウントのリンクを解除する必要があります。

「このPCのフォルダをバックアップする」をオフにする手順

「このPCのフォルダをバックアップする」をオフにする手順1
まず、Windows 11のタスクバーにあるOneDriveアイコンをクリック。すると、ウインドウが開くので、右上の歯車アイコンを押して「設定」を選択します
「このPCのフォルダをバックアップする」をオフにする手順2
「OneDriveの設定」が表示されたら、左メニューの「同期とバックアップ」を選択し、「重要なPCフォルダーをOneDriveにバックアップする」の右側にある「バックアップを管理」を押しましょう
「このPCのフォルダをバックアップする」をオフにする手順3
「このPCのフォルダーをバックアップする」画面では、ドキュメントや写真などのスイッチをすべてオフにします
「このPCのフォルダをバックアップする」をオフにする手順4
「フォルダーのバックアップを停止しますか?」と尋ねられるので、「バックアップを停止」をクリックします

OneDriveのアカウントのリンクを解除する手順

OneDriveのアカウントのリンクを解除する手順1
OneDriveの設定の左メニューで「アカウント」を選択したら、「このPCをからリンクを解除する」をクリックします
OneDriveのアカウントのリンクを解除する手順2
「このPC上のアカウントのリンクを解除しますか?」と表示されたら、「アカウントのリンク解除」を選べばOKです

OneDriveアプリをアンインストールする手順

OneDriveアプリをアンインストールする手順1
まず、タスクバーの「Windows」アイコンをクリックし、メニューから「設定」を選択します
OneDriveアプリをアンインストールする手順2
次に、左メニューで「アプリ」を選択したら、「インストールされているアプリ」をクリックしましょう
OneDriveアプリをアンインストールする手順3
アプリ一覧から「Microsoft OneDrive」を探し、右側にある「…」をタップして「アンインストール」をクリックすればOneDriveアプリを削除できます

なお、OneDriveは「このPCのフォルダーをバックアップする」の項目をすべてオフにしておけば、意外と便利に使うこともできます。

たとえば、会社や自宅で複数のパソコンを同じMicrosoftアカウントで同期しているときは、ちょっとした作業中のファイルなどを共有できます。

また、パソコン画面のスクショもキーボードの「PrintScreen」キー一発でOneDriveに自動保存することが可能ですので、筆者は日常的にOneDriveを5GBの無料クラウドとして愛用しています。

OneDriveアプリをアンインストールする手順4
「作成したスクリーンショットをOneDriveに保存する」をオンにしておくと、「PrintScreen」キー一発でOneDriveに自動保存でき、写真をほかのパソコンと共有できます

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