スマートフォンには「iPhone」「Pixel」「Xperia」などさまざまな機種・ブランドが存在しますが、世の人たちは各ブランドに対してどのような印象を持っているのでしょうか。そこで今回は、「スマートフォンブランドの広告に対する印象や価格の妥当性に関する調査結果」をご紹介します。
良い印象を持つスマホブランドは?

株式会社IoTコンサルティングが運営する「株式会社IoTコンサルティング コーポレートサイト スマホコラム」では、インターネットアンケートの男女1084人を対象に実施した「スマートフォンブランドの広告に対する印象や価格の妥当性に関する調査結果」を発表。
まずはじめに「広告・プロモーションに対する印象」を質問すると、「iPhone(Apple)」が10点満点中7.1点で最もいい印象であることがわかりました。テレビCMやネット広告などで幅広いプロモーション活動がなされていることから、消費者の認知度も高く印象に残っているのでしょう。
次いで「Pixel(Google)」「Xperia(SONY)」「AQUOS(SHARP)」と続き、最も評価が低かったのは中華ブランドの「Xiaomi(Xiaomi)」でした。日本市場ではプロモーション活動の十分な効果が出ておらず、認知度が低いようです。

次に「スマートフォンの価格の妥当性」を調査すると、最も高い評価を得たのは「Pixel(Google)」(10点満点中5.5点)となりました。しかし、Xiaomi以外のブランドの評価はそこまで大差がない結果に。
Xiaomiは競合他社より低価格で高性能なスマートフォンを提供しているものの、消費者への認知度は低いようです。そのため、日本市場におけるプロモーション活動が課題であると言えます。
使用率が高いのは消費者のニーズに応えている「iPhone(Apple)」

最後に「現在の使用スマートフォンブランド」をたずねると、「iPhone(Apple)」が61.3%で最も多く、圧倒的な支持を得ていることが明らかになりました。iPhoneは廉価版モデルからプロモデルまで幅広いラインナップがあります。消費者のあらゆるニーズと購入できる価格に対応できていることが、人気を誇る理由なのかもしれません。
本調査から、広告の印象度と価格妥当性の評価は一致していないことが判明。iPhoneは使用率や認知度、広告への印象はとても高いものの、価格妥当性において競合他社と大きな差はありませんでした。今後、iPhone以外のスマホの広告活動が活発になれば、今回と異なる結果となるかもしれません。
出典:【株式会社IoTコンサルティング】
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