物価高が続く中、できるだけお得にスマホやPCを購入したいと思う人は多いだろう。そうした際の選択肢として、中古品だけでなく、リファービッシュ品(整備済み製品)も検討してみるのはどうだろうか。今回は、どの機種が人気なのか、いくらで購入できるのかなど、リファービッシュ品の販売数ランキングを紹介しよう。
リファービッシュスマホは、iPhone SEシリーズが人気

Back Market Japanは、2025年1月1日~3月31日、日本、米国、欧州(仏・英・独・西)のBack Marketで取り扱ったリファービッシュスマホとPCの販売台数の実績データをもとに「2025年1月~3月リファービッシュ品販売数ランキング」を発表した。
日本市場におけるリファービッシュスマホ販売数ランキングを見てみると、「iPhone SE(2022)64GB」が1位に。販売価格は30,381円~で、新品発売時価格49,800円に比べると、約2万円弱値下がりしている。2位は「iPhone 13 128GB」で、販売価格は49,518円~。2021年発売時の価格は92,800円だったため、半額程度の価格で購入できるようだ。3位は「iPhone SE (2022) 128GB」、4位は「iPhone SE (2020) 64GB」、5位は「iPhone 13 mini 128GB」となり、iPhone SEシリーズとiPhone 13シリーズがトップ5を占める結果となった。
なかでもiPhone SEシリーズは、片手操作がしやすいコンパクトなサイズ感、指紋認証対応機種などの理由から中古スマホ市場で人気だが、リファービッシュ品市場においても人気を集めていることがわかる。今年に入りiPhone SE第4世代の発表が囁かれていたが、Back Market担当者によると、2025年2月「iPhone 16e」の発売をきっかけに、SEシリーズの需要が再燃し、日本市場で過去最高の売上を記録したようだ。
リファービッシュPCは、M1・M2チップ搭載のMacBookが上位に

リファービッシュPCの販売数ランキングを見てみると、1位は「MacBook Air 13-inch (2020) – Apple M1 8-core and 7-core GPU」だった。新品発売時価格は104,800円に対し、販売価格は84,900円~。2位は「MacBook Air 13-inch (2022) – Apple M2 8-core and 8-core GPU」で、新品発売時価格が164,800円に対し、販売価格は126,000円~。1位・2位ともにパフォーマンスとバッテリーの持ちが良いM1チップ、M2チップを搭載したPCがランクインする結果となった。
3位は「MacBook Pro Retina 13-inch (2020) – Core i7」、4位は「MacBook Air Retina 13-inch (2020) – Core i3」、5位は「MacBook Air 13-inch (2020) – Apple M1 8-core and 8-core GPU」となり、上位5位をMacBookが占める結果に。Apple製品は一般的に高価なものが多いため、どうしても一度はMacBookを試してみたいと思う人は、リファービッシュ品を候補に入れてみるのもいいかもしれない。
出典:【Back Market Japan株式会社】
※サムネイル画像は(Image:「Back Market Japan株式会社」プレスリリースより引用)