中古スマホ専門ECサイト「にこスマ」が2025年3月の中古スマホ/機種別販売数・買取数ランキングを発表した。販売数ランキングでは、16カ月連続でiPhone SE(第2世代)が首位をキープ。だが、iPhone SE(第3世代)が、猛追を見せる結果となった。
販売数はコスパの良さが魅力のiPhone SEシリーズが上位に

にこスマが2025年3月の中古スマホ機種別販売数・買取数ランキングを発表。販売数ランキングのトップは、前月に引き続き第2世代のiPhone SE(64GB)だった。全体的に取引数が増加する時期において16カ月連続で1位に輝いた。2022年には第3世代のiPhone SEも登場したが、コストパフォーマンスに優れた評価から、いまだに第2世代のiPhone SEは人気だ。平均販売単価は20,921円と、3万円以内で購入することができる点も人気を集める理由だろう。だが、第3世代のiPhone SE(64GB) は、iPhone 16eが発表された2月下旬に取引数が急増し、平均販売価格44,044円で前月に引き続き販売数ランキング3位と追い上げも見せている。
人気急上昇中の第3世代のiPhone SEをおさえて2位になったのは、前月に引き続きAQUOS sense3(64GB)。平均販売単価6,382円という1万円未満で購入できるお手頃価格と、防水やおサイフケータイといった充実した機能が魅力の機種であり、2台目のサブ機など手軽に使える端末として重宝されているようだ。そのほかトップ5には、4位にiPhone 13(128GB)、5位にiPhone 12(64GB)がランクインした。
高性能で需要の高いiPhone 13が買取数トップに返り咲き

買取数ランキングは、iPhone 13(128GB)が2カ月ぶりに1位に。iPhone 13は2021 年 9 月に発売された機種で、iPhone 12からカメラ性能の改善や5G通信対応、バッテリー容量の改善などが評価されている需要の高い機種だ。iPhone 13から14にかけては大きな変化がなく、iOSのサポート・Apple のサポートともにサポート期間がまだ十分にあるため、高価格での買取が期待できるのかもしれない。
買取数2位はiPhone 8(64GB)、子ども用や自分のサブ機などにといまだ需要の高い機種である。3位は販売数ランキング1位の第2世代のiPhone SE(64GB)。iPhone SEシリーズの流れを汲むiPhone16eが発売となったため、iPhone SEシリーズは今が売り時といえるのかもしれない。そのほか買取数トップ5には、前月はトップ10入りを逃したiPhone 13 mini、iPhone 12 miniが取引数を大きく伸ばし、それぞれ4位と5位にランクインした。
近年のiPhoneは10万円超えの機種がほとんど。「iPhoneを使ってみたいけど高すぎる…」と躊躇している人は、中古iPhoneがねらい目だ。iPhoneは性能が高くサポート期間も長いため、数年前の機種でも快適に利用できる。今回のランキングを参考に、買い替えを検討してみてはいかがだろうか。
出典:【にこスマ】
※サムネイル画像は(Image:「Amazon」より引用)※画像は一部編集部で加工しています