iPhoneやiPadが故障した際、修理に出すか、それとも売りに出すかで迷う人は少なくないだろう。実際にどれくらいの人が故障した端末を売りに出したことがあるのか、どのような状態で売ったのか、買取価格には満足しているのかなど、気になることが多い。今回は、故障したiPhoneやiPadに関する調査結果を紹介しよう。
故障したiPhoneやiPadを売った経験のある人は約3割

NEXERとダイワンテレコムは、2025年3月10日~3月24日、全国の男女500人に「故障したiPhone/iPadに関するアンケート」をインターネットで実施した。
「故障したiPhoneやiPadを売った経験はありますか?」と質問すると、約3割が「ある(28.0%)」、約7割が「ない(72.0%)」と回答。故障したiPhoneやiPadを売ることは、現時点ではそれほど一般的な行為ではないようだ。それぞれの立場にその理由を尋ねると、故障したiPhoneやiPadを売った理由として、「高価なものなので捨ててしまうのはもったいなかったから」「下取り価格で高く売れるから」「機種変更して不要になったから」という声が見られた。
一方で、売らなかった理由としては「壊れているので売れないと思ったから」「プライバシーの心配があるから」「思い出としてとっておく」という声が挙がった。スマホの一部破損や機能不具合であれば買取の対象になるということが知られておらず、そのまま手元に残してある人もいるのだろう。
どのような状態のiPhoneやiPadが売れる?

故障したiPhoneやiPadを売った経験のある人は少ないことが判明したが、そもそも故障とはどの程度の状態を指すのだろうか。「どのような状態のiPhoneやiPadを売りましたか?」と聞いたところ、「バッテリーが劣化・膨張している(26.5%)」が最多に。次いで「電源が入らない・起動しない(14.3%)」「タッチ操作ができない(12.2%)」「画面が割れている(10.2%)」が続いた。

実際に売った経験のある人に「売ったiPhoneやiPadの買取価格に満足しましたか?」と尋ねると、「とても満足した(20.4%)」「やや満足した(57.1%)」合わせて約8割の人が買取価格に満足していることがわかった。満足した人の多くは「買取金額が思ったより高かった」「使えなくなっていたり汚れたりしていても買い取ってもらえた」と、予想以上の結果に驚いているようだ。
今回の調査結果から、iPhoneやiPadそのものが高価なため、壊れたり使えなくなったりしても高く買い取ってもらえる可能性があることが確認できた。自宅に故障しているスマホが眠っているのであれば、「どうせお金にならない」と自己判断せずに、一度買取査定に出してみてはどうだろうか。
出典:【ダイワンテレコム・スマホ/iPhone/mac/買取・売却お役立ちマガジン】
出典:【ダイワンテレコム】
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