物価高騰などを理由に、取引数が増加している中古スマホ。iPhone・Androidはそれぞれどの機種が人気を博しているのでしょうか。今回は、「2025年4月の中古スマホ/機種別販売数・買取数ランキング」を見ていきましょう。

中古スマホ販売数ランキング、第1位は「AQUOS sense3(64GB)」

中古スマートフォンの個人向け販売・買取サービス「にこスマ」を運営する株式会社Belongは、にこスマにおける「2025年4月の中古スマホ/機種別販売数・買取数ランキング」を発表しました。
まずはじめに2025年4月の中古スマホ販売数ランキングを調査すると、「AQUOS sense3(64GB)」が1位にランクイン。直近の数カ月間で取引数が急増している機種が、はじめて1位にランクインしています。人気の理由は価格の安さ。平均販売単価が6,000円台まで下がった2月以降、取引数が増加しています。
2023年12月以降、16カ月連続で1位を獲得していた「iPhone SE(第2世代)(64GB)」は2位に。また、機種ごとの合計では、「iPhone SE(第2世代)」は3位となり、首位を明け渡すのは2023年2月以来26カ月ぶりとなりました。
一方、機種ごとの合計で1位となったのは、「iPhone SE(第3世代)」。iPhoneにおいては、iPhone SE(第2世代)からiPhone SE(第3世代)へ、人気の中心が移行しつつあるのかもしれません。
中古スマホ買取数ランキング、第1位は「iPhone SE(第2世代)(64GB)」

次に中古スマホ買取数ランキングを見ていきましょう。
1位になったのは「iPhone SE(第2世代)(64GB)」で、取引数が大きく増加しました。使いたいと思える人気の中心がiPhone SE(第3世代)に移行しつつある背景から、iPhone SE(第2世代)を売る人が増加していることが予測できます。
なお、販売数ランキングで1位を獲得した「AQUOS sense3」を含むAndroidは、買取数ランキングにランクインしていませんでした。
今回のランキング発表で特に注目したいのは、不動の人気を誇っていた「iPhone SE(第2世代)」を差し置いて見事1位に輝いた「AQUOS sense3(64GB)」。同機種の台頭によって、今後の販売数・買取数がどのように変化するのか気になるところです。
出典:【にこスマ】
※サムネイル画像は(Image:「シャープ」公式サイトより引用)