これまで、新型iPhoneの発売のたびに、世間はある種大きなイベントともいえる盛り上がりを見せてきた。今年発売を予定されている新型iPhone 17にも、人々は大きな期待を寄せているのだろうか。株式会社イードは今回、スマホやモバイル機器に関するユーザー目線の最新情報を届けるメディア「LiPro」にて、10代〜60代以上の男女1,000人を対象に「iPhone 17の発売におけるユーザーの認知度および購入に際しての意向」の調査を実施。調査結果を見ていこう。
iPhone 17への期待は例年ほど高くない？
今回の調査に関連して現在使用中のスマートフォンの利用機種、革新的だと思う機種を尋ねたところ、全体の約7割が「iPhone」と回答し、ブランド力の高さが改めて裏づけられた。
しかし、iPhone 17の発売に関しては「詳しく知っている」という回答はたった20人のみで、「なんとなく知っている」が355人、「知らない」が337人。
iPhone 17の発売について期待度を尋ねたところ、「どちらでもない」の回答が3割超えでトップとなっていることからも、例年ほどiPhoneの新モデル発売に対する期待感はうかがえない。次いで「やや期待している」が2.5割、「あまり期待していない」が1割強という結果になった。また、iPhone 17の購入予定時期に関しても尋ねたところ、「口コミを見て判断」という回答が半数を超えている。
新モデル発売でお祭り騒ぎのような盛り上がりを見せていた数年前に比べると、iPhoneユーザーは多いものの以前ほど新モデルへの熱はないと言えるだろう。
スマホ選びで重視するのは「価格・コストパフォーマンス」が半数以上
iPhone 17発売に関連し、新しいスマホ選びでもっとも重視するポイントについての回答を見てみると、「価格・コストパフォーマンス」という声が半数以上を占めてトップだった。
関連して、近年のスマホの進化に感じることを尋ねたところ、「少しずつ進歩している」が3割強だったものの、「価格ばかり上がっている」や「あまり変化を感じない」という回答がトップ2、3続く結果に。現在、iPhoneは大幅な価格高騰が続いているため、世間の声とは少しずつズレが生じていると言えるだろう。
今回の調査結果から、iPhone 17への期待度は例年ほど高くないものの、一定の期待は寄せられていることが明らかになった。近年は新モデルといえど、革新的な機能の追加やビジュアルの変化がない点、世界情勢による価格高騰が期待感の低下に影響しているのかもしれない。スマホメーカーはマーケットの現況を覆すことができるのか、今後の展開に期待したいところだ。
出典:【LiProインターネット】
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