子どもが小学生以上になると、子ども同士で遊ぶ、習い事に1人で行くなど保護者と離れて過ごす機会が増えてくる。それに伴い、連絡手段としてスマホを持たせる保護者も多いだろう。スマホを購入する際、どのようなことを重視してスマホを選んだのか気になるところだ。Back Market Japanは子どものスマートフォンに関する意識調査を実施。スマホを持たせた目的や重視したポイントをチェックしてみよう。

子どもにスマホを持たせた目的1位は「親子間の連絡のため」

世界最大級のリファービッシュ電子機器に特化したマーケットプレイスであるBack Market Japan株式会社は、2025年7月、全国の小学1年生から中学3年生までの子どもを持つ20代~60代の男性500人、女性500人を対象に、「子どものスマートフォンに関する意識調査(複数回答可)」を実施。
子どもにスマホを持たせた目的を尋ねると、最も多いのが「親子間のコミュニケーションや連絡のため」38%といった理由で、続いて「居場所の確認などでGPS機能を利用するため」33%、「塾や習い事に通い始めたため」29%と、子どもの安心・安全を優先する理由が上位を占めた。
では、子どもに持たせるスマホは、どのような点を重視して選んでいるのだろうか。
子どものスマホ選び「費用に対する用途とのバランス」を重視

子どものスマホを購入する際に重視するポイントを尋ねると(複数回答可)、「端末や毎月の料金が内容に対してバランスが取れているか」51%で最多となり、必要な機能が備わりつつ、費用とのバランスが取れたスマホを選びたいという保護者の考えが浮き彫りになった。そのほか「フィルタリング機能が使えるか」35.5%、「位置情報がチェックできるか」35%、「利用時間の制限ができるか」32%、「ペアレンタルコントロールができるか」32%という結果に。このことから実際に子どもがスマホを利用する際に、安全面に関する機能を重視している割合も高いことが判明した。

子どもに持たせるスマホの端末代は1万円未満に、月額の利用料金は5,000円未満が理想との回答が最多だった。そのため新品にこだわらず、性能的に問題のないものであれば十分だと考える保護者が多数となった。
近年では性能に問題のないリファービッシュ品や中古品も多く出回っているため、費用面とのバランスを見ながら子どもに最適な一台を探してみると良いだろう。
出典:【Back Market Japan】
※サムネイル画像(Image:「photoAC」より)