新モデル「iPhone 17」の発売が近づき関心が高まるなか、国内でのiPhone予約スタイルはどうなっているのだろうか。株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフに関する情報を発信するメディア「LiPro」にて、iPhoneの予約購入の実態やユーザーの購入動機・体験についてアンケート調査を実施。その結果を紹介していこう。

iPhone予約について「予約したい」という声は4割程度

iPhoneの予約購入経験者1,000名を対象に実施された今回の調査。iPhoneの購入場所について調査結果を見てみると、直販である「Apple Store」が30%で最多となり、次いで、ドコモをはじめとする各通信キャリアが続、8.9%が「家電量販店/その他」という結果となった。

iPhoneの予約についてどのように考えているか尋ねたところ、「急がなくても大丈夫」「予約にこだわらない」といった回答が60.7%と、予約を急がない人は過半数にのぼることが明らかになった。一方で「予約開始から数日以内、1カ月以内に予約したい」もしくは「絶対に予約開始と同時に注文したい」という回答が合わせて4割近く存在し、新型iPhoneへの関心が二極化していることが判明。

関連して購入動機についても尋ねたところ、半数が「使っていた機種が古くなり機種変更のタイミングだったから」と回答。次いで「最新テクノロジーをいち早く体験したい」が続いたものの割合は163名(16.3%)と低く、「写真・動画撮影が趣味・仕事で高性能カメラが必要だったから」が93名(9.3%)となっている。
iPhoneの予約成功に必要なこととは?

iPhoneの予約に関連し、過去の予約で困ったことについて尋ねたところ、半数近くは「困ったことがない」と回答したものの、10~20%の人は「手続きが遅れ、欲しいものが売り切れだった」「アクセス集中」「予約購入の進め方が分からなかった」などの声も挙がった。実際、予約完了タイミングについては予約開始日に予約できず、翌日以降で対応したという人がもっとも多いようだ。

これまでiPhone予約を経験した人が予約成功のために必要だと思うことについても尋ねたところ、「予約手続きについて段取りを確認しておく」が38%でもっとも多く、次いで「購入情報や書類の事前準備」や「どこで購入するか事前に調査」など、技術的な対策よりも、とにかく事前に予約に向けた準備を行っておくことが成功につながるとわかった。
これからiPhoneの新モデル発売に対する関心は上がっていくのだろうか。今後のAppleの動向から目が離せない。
出典:【LiPro】
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