低価格帯のキャリアや格安SIMが広まったことにより、スマホの月額料金をかなり安く抑えられるようになった。では、昨今は毎月いくらの利用料金を支払っている人が多いのだろうか。IoTコンサルティングが運営するオウンドメディア「正直スマホ」が実施した「毎月のスマホ代に関する意識調査」の結果を見てみよう。
月々のスマホ料金「1,000円～5,000円」が約6割、コスパを重視する傾向
アンケートは2024年12月11日～14日、20代以下から60代以上の男女500人を対象に、インターネット調査で実施された。スマホの月額料金について尋ねたところ、最も多かった回答は「1,000円～3,000円」（33.0％）、次いで「3,000円～5,000円」（28.2％）だった。合計すると、約6割が月額料金を「1,000円～5,000円」に抑えていることが明らかになった。また、「1,000円～3,000円」の層が最も多いことから、格安SIMや低価格サービスの利用が一般的になっていることが予想される。
5,000円以上の通信費を支払っているユーザーが約3割いたものの、全体的に見て、通信費を節約している層が多いようだ。では、人々はどのような方法で月々のスマホ代を節約しているのだろうか。
スマホ代の節約術、半数以上は「格安SIM乗り換え」「Wi-Fi利用」を実践
次に、「スマホ代を節約するために実践したこと」について尋ねたところ(複数回答可)、「格安SIMに乗り換える」（70.2％）と回答した人が最も多く、約7割が実践していた。「Wi-Fiを積極的に使う」（58.6％）も2番目に多く、約6割が外出先や自宅でのWi-Fiを活用しているようだ。
複数の節約術を組み合わせている人も多く、Wi-Fi利用と合わせて「データ容量を減らした料金プランに変更する」人や、「使わないオプションを解約する」「無料通話アプリを活用する」と回答した人も約3割いた。
これらの結果から、多くのユーザーは節約意識が高く、より良い商品やプランを探したり、通信容量を気にしながら使用したりしていることが明らかになった。
また、その他の節約術として、「使用するクレジットカードや電気会社、家族のスマホもすべて同じ企業(ドコモ)で揃えている」「ポイントプレゼントや無料キャンペーンを利用する」などの声も挙がった。ポイント還元を含めたトータルコストで節約に励んでいる人も、中には見られるようだ。
すでに実施している節約術もあるかと思うが、まだ取り組んでいない人や通信費の見直しを考えている人は、これらの方法を参考にしてみてはいかがだろうか。
出典元:【正直スマホ】
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