iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト スマホライフPLUS
スマホライフPLUS > スマホニュース > IIJmio首位、独自SIMは1,382.9万回線
New

国内MVNO市場は今どうなっている? 独自SIMは1,382.9万回線、首位はIIJmio

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手通信事業者(MNO)から回線を借り、自社ブランドで通信サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)。ICT市場調査コンサルティングのMM総研は今回、国内MVNOの2025年9月末時点での実績をまとめた。独自サービス型SIMの市場規模や契約数、事業者シェアなどについて見ていこう。

国内MVNO市場は今どうなっている? 独自SIMは1,382.9万回線、首位はIIJmioの画像1
(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
この記事の画像(5枚)

独自サービス型SIM回線契約数は1,382.9万回線

国内MVNO市場は今どうなっている? 独自SIMは1,382.9万回線、首位はIIJmioの画像2
2021年3月末以降、じわじわと市場規模が拡大している(「MM総研」調べ)

今回の調査結果から、独自サービス型SIMの市場規模の推移を見ると、2021年3月末以降、じわじわと市場規模が伸びていることが分かった。現在の回線契約数は1382.9万回線となり、前年同月末比4.3%増であり、IoT向け用途や対面販売を重視する個人向けMVNOの伸長により微増したとみられる。

国内MVNO市場は今どうなっている? 独自SIMは1,382.9万回線、首位はIIJmioの画像3
携帯電話(3G、LTE、5G)契約数は2億2,962万回線(「MM総研」調べ)

携帯電話の契約数に占める独自サービス型SIMの契約数についても見てみると、2025年9月末時点での携帯電話(3G、LTE、5G)契約数は2億2,962万回線であることが分かった。独自サービス型SIMの契約数比率は6%となり、前年同月末と比べると横ばいとなっている。

IIJは法人IoTとギガプラン強化でシェアを拡大

国内MVNO市場は今どうなっている? 独自SIMは1,382.9万回線、首位はIIJmioの画像4
独自サービス型SIM市場の事業者シェア1位は「IIJmio」(「MM総研」調べ)

今回の調査結果から、独自サービス型SIM市場の事業者シェアについて見てみると、2025年3月末、9月末ともに、1位は「BIC SIM」などを提供する「IIJmio」であることが判明。次いで2位は「mineo」を提供するオプテージ。3位はドコモ、4位は「J:COM MOBILE」を提供するJCOM、5位は「イオンモバイル」を提供するイオンリテールという結果となった。トップのIIJは、ネットワークカメラやデバイス接続など法人向けIoT関連が好調で、1年間に65万回線以上増加した。また、個人向けでは2025年4月に開始した「JALモバイル」や「ギガプラン」のデータ増量・月額料金割引キャンペーンが好調となり、契約数を伸ばしたという。

国内MVNO市場は今どうなっている? 独自SIMは1,382.9万回線、首位はIIJmioの画像5
2026年3月末時点の独自サービス型SIM市場は1440万回線になると予測(「MM総研」調べ)

独自サービス型SIM市場の予測を見ると、2026年3月末時点では1,440万回線に達するとされている。ネットワークカメラなど法人向けIoT用途のSIMが主流となり、2029年3月末時点にはIoT向け回線の比率が67.4%に達すると見込まれている。今後のMVNO市場の動向にも注目したい。

出典:【MM総研

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています

スマホライフPLUS編集部

スマホライフPLUS編集部

スマホライフPLUSは、スマホやデジタルサービスを活用するための情報を提供するITメディアです。
iPhone・Androidの便利な使い方、SNSの活用術、キャッシュレス決済、ネット銀行、金融アプリなど、日常生活に役立つテクニックやお得な情報を紹介・レビューしています。スマホが欠かせない時代に、より賢く活用するためのヒントを独自の視点から発信しています。

国内MVNO市場は今どうなっている? 独自SIMは1,382.9万回線、首位はIIJmioのページです。スマホライフPLUSは、【スマホmineoMVNO格安SIMMNOイオンモバイルBIC SIMスマホドコモIIJmio】の最新ニュースをいち早くお届けします。