ダイソー「紛失防止タグ」でどんなことができる?
ダイソーの紛失防止タグをiPhoneの「探す」アプリに登録できたら、実際に使ってみましょう。
通常は、紛失防止タグを失くすと困るサイフや鞄などに入れておいたり、キーホールがあるので鍵などにつけておきます。最近は自転車やデジカメなどにつける人も多いようです。
でも、具体的にはどんなことができるのでしょうか?

【1】紛失防止タグまでの経路を検索する
まず、紛失防止タグではマップで現在地を確認できます。「探す」アプリで「経路」をタップすれば、紛失防止タグのある場所までの道案内をしてくれますよ。


【2】紛失防止タグで音を鳴らす
「紛失防止タグをつけたものが部屋のなかにあるのは間違いないけど、どこか分からない」といった状況では、「探す」アプリで「サウンドを再生」を押してみましょう。
これで、紛失防止タグ本体から音を鳴らすことができるので、大切なものをすぐに見つけることができると思います。

【3】紛失防止タグを置き忘れると通知が届く
紛失防止タグには、大切なものから離れて置き忘れてしまったときにiPhoneに通知が届く機能もあります。
この機能は、少し離れたくらいでは機能せず、数百メートルくらいは離れないと通知が届きません。
それでも、会社や自宅に鍵やサイフなどを置き忘れたときに通知があれば、すぐに駅から引き返せばいいので、助かる場合もあるでしょう。

まとめ
いかがでしょうか? 今回はダイソーで1,100円という低価格のスマートトラッカー「紛失防止タグ」を、筆者が実際に購入して試してみました。
今回使用したiPhone 16でも、問題なく「探す」アプリに登録できましたし、忘れ物を防止する、失くしたものを探し出すという用途では十分に使えると思います。

ちなみに、AppleのAirTagは「UWB」に対応しています。UWBとは「Ultra Wide Band」略で「超広帯域無線通信」のこと。幅広い周波数帯域を使用することで、GPSよりもかなり高い精度(誤差は数センチ)で位置を確認できます。
さすがに、ダイソーの「紛失防止タグ」はUWBには対応していませんが、家にあるのか? どこに置き忘れたのか? くらいは十分に把握できるので、実用上は十分な機能があると言えるでしょう。
スマートトラッカーに興味はあるけど、いきなり高価なAirTagは買えないという人にはピッタリだと思いますね。
※文中の価格はいずれも税込です。
※記事中の商品は筆者が購入時点のものです(2025年4月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。