通勤や通学の移動中に、イヤホンで音楽を聴いたりゲームをしたり、動画を楽しむ人は多い。ナビットは、モニター会員1,000人を対象に「イヤホン」に関するアンケート調査を実施。イヤホンの所持数や使用タイプ、購入時に重視するポイントなどが明らかになったので紹介する。

イヤホンの所持数は「1個」、タイプは「有線イヤホン」が最多

株式会社ナビットは、2025年6月に全国の20代~80代の男女1,000人に「イヤホン」についてアンケート調査を実施。その結果によると、イヤホンの所持数で最も多かったのは「1個」345人、続いて「2個」266人となった。中には「5個」所持している人が42人おり、その使い分けが気になるところだ。

また、どのタイプのイヤホンを所持しているかを尋ねると(複数回答可)、「有線イヤホン」542人と最も多く、続いて「ワイヤレスイヤホン(左右独立型)」283人だった。通勤移動中に目にすることが多いのは、スマホとBluetoothで接続して使うワイヤレスタイプのイヤホンだが、リモートワークやパソコンで動画視聴するときなどは有線イヤホンにすることが多いかもしれない。
イヤホンを購入する際に重視することは「価格」が最多

イヤホンを購入する際に重視することを尋ねると(複数回答可)、最も多かったのが「価格」275人、続いて「付け心地」248人、「音質」98人、「デザイン・色」40人、「操作性」25人、「メーカー・ブランド」24人という結果だった。
また、イヤホンについて不便だと感じることを尋ねると、「独立型ワイヤレスイヤホンは失くしてしまう」という意見が多く、ほかに「周りの音が聞こえなくなる。聞こえるようにイヤーフック型にすると音漏れしてしまうのが不便」「耳が小さいので自分に合うサイズのものがない」「有線タイプは服やカバンに引っかかるし、ワイヤレスは耳から落ちやすくて困る」「耳の形に合わず痛くなる」「充電がすぐ無くなる」などの意見も目立った。
ワイヤレスイヤホンは、ケーブルを必要としないため、コンパクトで軽量なモデルが多く、通勤・通学時に使用しやすい。使わないときは充電ケースに収納してポケットやバッグにしまえる手軽さが便利だ。
一方、有線イヤホンは、ワイヤレスイヤホンと比べて遅延や音飛びの発生がしにくい点や、データを圧縮しないため音質をキープしたまま再生可能なのがメリットである。充電切れの心配がない点も大きなメリットといえる。
イヤホンを選ぶ際は、どのようなシーンで使うかによってワイヤレスイヤホンか、有線イヤホンか、それぞれタイプを使い分けても良さそうだ。価格帯は高性能ながらリーズナブルなものも多く、音質にこだわったモデルもあり、特徴をよく確認して選択できると良いだろう。
出典:【株式会社ナビット】
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