プラチナカードはステータス性や年会費が高く、さまざまな特典サービスが受けられるクレカ。一般カードで十分だと考える人も多いだろうが、プラチナカードを持つメリットは何なのだろうか。また、もしプラチナカードを持つならどのカードがよいのだろうか。アドバイザーナビの「おすすめのプラチナカードのランキング調査」を詳しく見てみよう。
7割がポイントやマイルの還元率を重視

アンケートはプラチナカードを持っている124人を対象に、2025年3月6日から3月16日にインターネット調査で実施された。
プラチナカードを作ろうと思ったきっかけを尋ねると、一番多かった回答は「ポイント(マイル)の還元率が良いから」(58.1%)だった。次に「空港ラウンジサービスを利用したかったから」(14.5%)、「独自の優待サービスが魅力的だったから」(9.7%)と続いた。

また、何を重視してプラチナカードを選んだかを尋ねたところ、「ポイント(マイル)の還元率」(70.2%)という回答が最も多かった。他には「キャンペーン・特典」(19.4%)や「ポイントの交換先」(18.5%)という回答もあった。プラチナカードを所有している人はポイントの還元率の高さに魅力を感じているようだ。
コスパを重視するなら「楽天プレミアムカード」、海外旅行の際には「JCBプラチナ」

では、プラチナカードを持つならどのブランドがよいのだろうか。まずどのプラチナカードを持っているかを尋ねたところ、多い順に「楽天プレミアムカード」(33.9%)、「JCBプラチナ」(29.0%)、「dカードPLATINUM」(11.3%)「三井住友カードプラチナ」(11.3%)だった。

次にポイントの貯まりやすさを重視するならどのカードかを尋ねると、「楽天プレミアムカード」(40.9%)が最も多かった。次いで「JCBプラチナ」(27.4%)、携帯購入時や携帯料金購入時にポイントが貯まる「dカードPLATINUM」(8.9%)だった。楽天ポイントはさまざまな場所で使え、貯めやすい。そして選ぶサービスによって楽天ポイントがより貯まるという特典もある。

さらに、特典の充実度の重視、コスパを重視するならどのカードかを尋ねると回答がともに「楽天プレミアムカード」が最も高く、次いで「JCBプラチナ」だった。楽天プレミアムカードは年会費が11,000円と他のカード比べて安いのも特徴だ。

さらに海外旅行にはどのプラチナカードがおすすめかを尋ねたところ、最も多かったのは「JCBプラチナ」(29.0%)で「楽天プレミアムカード」(21.0%)、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」(18.5%)と続いた。JCBプラチナは旅行時の保険が充実していることや、空港のラウンジが無料で利用できるなどのメリットがある。また、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
には、空港ラウンジの利用などに加えて海外旅行の際にスーツケースを無料で配送するサービスも行っている。
各カードの特徴と自分の重視したい点を考え、プラチナカードを選ぶのが良いだろう。