キャッシュレス決済が急速に普及したことにより多様化した決済サービスだが、どれが多く利用されているのだろうか。MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女25,000人を対象に2025年7月2日~7日「2025年7月決済・金融サービスの利用動向調査」を実施したので、早速見てみよう。
※アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウェイトバック集計している

クレジットカードでは「楽天カード」が52.5%で最多

直近1カ月の間に利用している支払い方法を尋ねると(複数回答可)、現金が最も多く、次いでクレジットカード、QR・バーコード決済、非接触の電子マネーと続いた。
では、クレジットカード決済での利用率を見ていくと、「楽天カード」52.5%で最も多く、楽天カードのブランド力や満足度が高いことがうかがえる。次いで「PayPayカード」21.0%、「イオンカード」19.2%、「dカード」17.1%となった。そのほかの決済サービスの利用率も見ていこう。
QR・バーコード決済では「PayPay」が65.2%で最多

現在利用しているQR・バーコード決済は何かを尋ねると(複数回答可)、「PayPay」65.2%で最も多く、次いで「楽天ペイ」35.9%、「d払い」28.2%、「au PAY」20.1%となった。QR・バーコード決済は、手軽さやキャッシュレスの利便性が高い点が評価されているようです。
非接触決済(カード式)では「Visaのタッチ決済」が39.2%で最多

現在利用している非接触決済(カード式)は何かを尋ねると(複数回答可)、最も多かったのが「Visaのタッチ決済」39.2%、続いて「WAONカード」27.1%、「Suica」25.9%、「nanacoカード」18.2%という結果だった。
非接触決済(スマホ式)の中では「モバイルSuica」33.3%で最多

現在利用している非接触決済(スマホ式)は何かを尋ねると、「モバイルSuica」33.3%で最も多く、「Visaのタッチ決済」が25.3%と続き、「楽天Edy」15.5%、「iD」14.8%となった。スマホの普及に伴い、非接触決済サービスの利用率も上がってきたと読み取れる。
時代とともに変化が目まぐるしい決済サービスだが、今後の動向もチェックしていきたい。
出典:【MMD研究所】
※サムネイル画像は(Image:「楽天カード」公式サイトより引用)