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「キャッシュレス非対応なら行かない」約3人に1人が“飲食店選び”で判断【OREND調査】

飲食店を経営される人の中には、「キャッシュレス決済はまだ必要ない」「現金派も多いはず」と考えることも多いのではないでしょうか。しかし、近年のキャッシュレス決済の普及により、売上機会を逃す原因になっているかもしれません。今回は、「飲食店の支払い方法についてのアンケート!」をご紹介します。

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(Image:Shutterstock.com)
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3人に2人が飲食店でキャッシュレス決済を利用! スマホ決済・クレカが多い傾向に

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3人に2人が飲食店でキャッシュレス決済を利用(「ステップ・アラウンド株式会社」調べ)

ステップ・アラウンド株式会社が運営するOREND(オレンド)では、厚生労働省『国民健康・栄養調査』(令和元年)の週1回以上の外食頻度データをもとに年代別に割り当てた、20~69歳の男女500人を対象に「飲食店の支払い方法についてのアンケート!」を実施。

はじめに「飲食店でよく使う支払い方法」をたずねると、「キャッシュレス決済」が64%、「現金」が36%と、飲食店利用者の3人に2人がキャッシュレス決済を利用していることが明らかになりました。現金派は少なくなってきているようです。

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よく使うキャッシュレス決済は「スマホ決済」と「クレジットカード」(「ステップ・アラウンド株式会社」調べ)

次に「飲食店でよく使うキャッシュレス決済」をたずねると、PayPay、楽天ペイ、d払いなどの「スマホ決済」が29.6%で最多の割合に。タッチ決済などを含む「クレジットカード」も28.6%でほぼ同率となっています。スマホ決済とクレジットカードを合わせると約6割を占め、多くの人がこの2つを利用していることがわかります。

どの年代もキャッシュレス派が6割超え

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年代別の飲食店でのキャッシュレス決済利用データ(「ステップ・アラウンド株式会社」調べ)

では、年代によって飲食店でのキャッシュレス決済の利用方法は異なるのでしょうか。

調査の結果、20代で62.1%、30代で62.8%、40代で63.3%、50代で60.5%、そして60代では76.2%が「キャッシュレス」を利用していることが判明。全ての年代でキャッシュレス派が6割を超えているため、「若い世代はキャッシュレス、高齢世代は現金」という認識はもはや通用しない時代となっているようです。

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年代別による「よく使うキャッシュレス決済」(「ステップ・アラウンド株式会社」調べ)

また、「よく使うキャッシュレス決済」を年代別に調べたところ、どの年代でも「スマホ決済」と「クレジットカード」が上位を占める結果となりました。特に50代・60代ではクレジットカードの利用率が30%超えとやや高くなっていますが、20代~40代まではスマホ決済の方が高い割合を占めています。

約3人に1人が「キャッシュレス決済が使えない飲食店は使わない」

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キャッシュレス決済への対応が来店の意思決定に影響を与える(「ステップ・アラウンド株式会社」調べ)

「飲食店を選ぶときに、キャッシュレス決済が使えるか事前に確認するか」を質問すると、「よく確認する」人が26.4%、「たまに確認する」が30.2%という結果となりました。約6割(56.6%)が来店前に確認しており、キャッシュレス決済への対応が来店の判断に影響を与えている。

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約3人に1人がキャッシュレス決済が使えない飲食店を避ける(「ステップ・アラウンド株式会社」調べ)

次に「キャッシュレス決済が使えない飲食店を避けるかどうか」をたずねると、「必ず避ける」が5.0%、「できれば避ける」が31.4%で、約3人に1人(36.4%)が意識的に避けていることが明らかに。

「あまり気にしない」「全く気にしない」と回答している人もいるものの、約3人に1人がキャッシュレス未対応のお店を避けていることは、飲食店にとって注視すべきポイントでしょう。

本調査から、非常に多くの人が飲食店に対してキャッシュレス決済を求めていることが明らかになりました。56.6%の人が来店前にキャッシュレス決済に対応しているか確認し、36.4%の人がキャッシュレス非対応のお店を回避するという行動は、キャッシュレス決済対応が集客に大きな影響を与えていることを示しています。

お客のニーズに応え、飲食店経営を成長させるためには“キャッシュレス決済の導入”がマストなのかもしれません。

出典:【OREND(オレンド)
出典:飲食店のお客様の6割がキャッシュレス派!年代別の支払い方法も調査【OREND独自調査レポート】

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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