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【2024】Dirpyの使い方と危険性:YouTube動画をMP3変換・保存可能

「Dirpy」は、YouTubeをはじめとしたインターネットにアップされた動画をMP3などの音声ファイルや動画ファイルのMP4に変換してダウンロードできるサイト。

YouTube動画の変換・保存サイトとして知名度が高く、有料版も提供されています。しかし「本当に安全なのか」「どのように使えばいいのか」「有料版に課金して問題ないのか」気になる方も多いでしょう。

今回は「Dirpy」の使い方や、「Dirpy」を使ううえで気になるその危険性について紹介します。

Dirpyとは?

冒頭で述べたように、「Dirpy」はYouTubeの動画をMP3やMP4など様々な形式に変換しダウンロードして保存できるサイトです。

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「Dirpy」はブラウザ上で利用可能で、スマホへのアプリのダウンロードなどは不要。詳しい使い方は後述しますが、スマホ、パソコンのどちらからでもYouTube動画などをMP3に変換してダウンロードできます
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「Dirpy」の使い方や危険性について紹介する前に、まずは「Dirpy」がどのようなサイトなのか概要を見ていきましょう。

YouTubeなどの動画をMP3に変換しダウンロードできるWebサービス

「Dirpy」はYouTubeをはじめとした様々なサイトの動画をMP3などに変換可能。スマホやパソコンにダウンロード可能なため、基本的にオンラインでしか見られないYouTube動画などをオフラインで楽しむことができます。

また「Dirpy」を使えば、MP3の音楽ファイルとしてダウンロードできるため、オフラインでの動画再生以外にもミュージックアプリやカーナビなどでも楽しむことが可能です。

登録不要・インストール不要で利用できますが、Dirpyには無料版と有料版があります。詳しい違いについては後述しますが、有料版には1カ月あたり6.99ドルの「プレミアム」と1カ月あたり19.99ドルの「プロ」の2つのコースがあり、無料版と比較して動画品質や音声の質が高くなり、ダウンロードできる動画の長さも長くなります。

なお、著作権保護されているコンテンツについてはダウンロードが禁止されています。著作権保護されている動画のURLを入力してもダウンロードできません。

【Dirpy】使い方は?

「Dirpy」はPC、スマホのどちらでも利用可能。また、YouTubeの動画からMP3に変換したい部分を指定したり、YouTubeの動画を変換して作成したMP3ファイルのタグに埋め込む、動画や曲のタイトル・アルバムなどを設定してから変換するといった機能もあります。

そこで、無料版を利用してPC、スマホのそれぞれでYouTubeなどの動画をMP3に変換してダウンロードする方法と編集方法について解説します。

PCの場合

PCでの「Dirpy」の使い方は非常に簡単。PCでの使い方は以下の通りです。

まず「Dirpy」にアクセスします。

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【1】①「Dirpy」の入力欄に、MP3に変換してダウンロードしたいYouTubeなどの動画のURLを貼り付け、②「dirpy!」をクリックします
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【2】この段階ではまだダウンロードは開始されていません。③「ファイル名」に、ダウンロード動画を変換した後のMP3ファイルのファイル名を入力します
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【2】この画面では、MP3に変換してダウンロードするYouTubeなどの動画から一部の区間のみを編集して切り出すことも可能。一部を切り出したい場合は、④「開始・終了時間を編集」の欄で、MP3に変換してダウンロードしたいYouTubeの動画の開始時間と終了時間を入力します
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【4】また「Dirpy」ではMP3のタグデータも編集可能で、変換してダウンロードするMP3ファイルに埋め込むタグをあらかじめ指定できます。タグデータの編集は非常に簡単で、⑤「ID3タグデータを編集」の欄に、タイトルやアーティスト名、ジャンル、アルバム、曲名などを入力するだけでOKです
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【5】「Dirpy」の変換設定準備ができたら、⑥「音声を録音」をクリックします
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【6】すると、PC内にデータが自動的に保存されます
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【7】保存されたデータは、PCの「ダウンロード」内に保存されています

スマートフォンの場合

「Dirpy」をスマートフォンで使う場合の使い方を解説します。「Dirpy」はスマートフォンでもPC版と同じような使い方でYouTubeの動画をMP3に変換してダウンロードすることが可能です。

まずは、ダウンロードしたいYoutubde動画のURLをコピーします。

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【1】ダウンロードしたいYouTube動画を開き、①「共有」をタップします。【2】②「コピー」をタップするとURLをコピーできます

次に「Dirpy」にアクセスします。

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【3】PC版ど同じでダウンロードしたいYouTube動画のURLを③の「入力欄」に貼り付け、④「dirpy!」をタップ。【4】スマホ版でもMP3の変換設定画面が表示されるため、⑤「ファイル名」を入力し、⑥「開始・終了時間を編集」で動画の開始時間と終了時間を設定します
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【5】タグデータを編集したい場合は、⑦「ID3タグデータを編集」内でタイトルやアーティスト名を入力します。【6】編集の設定が完了したら⑧「音声を録音」をタップします。これで、YouTubeなどの動画がMP3に変換されてスマホへダウンロードできます

【Dirpy】機能は?

使い方でも「Dirpy」の編集機能について触れましたが、改めて「Dirpy」が持っている機能について紹介します。「Dirpy」には様々な機能が搭載されているので覚えておくと便利です。

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ただし、無料版では使える機能に限りがあります

【機能①】ダウンロードする動画や変換する音楽を一括登録可能

「Dirpy」では動画をひとつずつダウンロードするだけでなく、ある程度ダウンロード・変換したい動画をまとめて登録しておき、それらを一気にダウンロードする機能が搭載されています。ただし、利用できるのは有料版のみです。

【機能②】好きな範囲を選択してダウンロードや変換ができる

使い方でも述べたように、「Dirpy」ではダウンロードする動画からMP3に変換したい部分を切り出すことができます。「Dirpy」でダウンロードを行うとき、変換したい範囲を開始時間と終了時間で指定が可能なので、動画の前後にセリフなどが入っているミュージックビデオから音楽部分だけを「Dirpy」でダウンロードしたい場合などに便利です。

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「開始・終了時間を編集」の項目で、開始時間と終了時間を設定できるのでダウンロードしたい部分だけ切り抜くことが可能です

【機能③】音質を変えて変換できる

「Dirpy」では変換するMP3の音質を設定もできます。「Dirpy」で動画をダウンロードするとき、デフォルトでは最高音質が設定されていますが、任意に選択して変更することが可能です。

「Dirpy」で設定できるMP3の音質は最大で320kbpsであり、これよりも小さな値に設定することでMP3ファイルのサイズを小さくできます。ただし、音質は劣化します。「Dirpy」を利用するときには自分が納得できる音質とファイルサイズを選びましょう。

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MP3の形式は「音声を録音」の部分で選択できます

【Dirpy】無料版と有料版(プレミアム)は何が違うの?

「Dirpy」には、無料版と有料版があります。無料版と有料版の違いを以下の表にまとめました。

  無料版 有料版
プレミアム プロ
料金 無料 1カ月あたり6.99ドル
※年額83.99ドル
1カ月あたり19.99ドル
※年額239.99ドル
ダウンロードできる動画の長さ 20分 180分 360分
ファイル制限 10回まで/12時間 100回まで/12時間 300回まで/12時間
一括ダウンローダー 不可 1バッチ/月 0バッチ/12時間
動画の品質 単一のMP4ファイル 利用可能なすべての品質
開始/終了時間の編集 音声のみ 音声と動画
動画/音声のダウンロード形式 動画:mp4のみ
音声:mp3のみ
すべに対応
mp4、mkv、webm、flv、avi、mpg、wmv、wma 、m4a、mp3、flac、aac、wav
ダウンロードできる品質 動画:最大720p
音声:32kbps~320kbps
動画:最大4K
音声:32kbps~320kbps
字幕 対応不可 対応
広告表示 あり なし

有料版であれば、最高4K(2160p)の画像品質でダウンロード可能です。ただし、ダウンロード元の動画が4Kに対応している必要があります。

【Dirpy】危険性は?

「Dirpy」は無料で利用でき編集機能もついた非常に高機能なサービスですが、中には「ウイルス感染などの危険性が潜んでいるかもしれない」と不安に思う人もいるでしょう。そこで、ここからは「Dirpy」の危険性について紹介します。

悪質広告の表示は多い?

無料は「広告表示あり」ですが、実際に筆者がPC、スマホともにGoogle Chromeを使用して5~6回「Dirpy」でダウンロードを実施したところ、広告は表示されませんでした。悪質広告の表示はほぼないと言えるでしょう。

Dirpyプレミアムに課金しても安全?危険?

結論から言えば、Dirpyプレミアムの課金には一定の危険性があると考えられるため「利用は自己責任」です。

日本国内では、消費者と事業者のトラブルを防ぐために通信販売やECサイトなどでは「特まず定商取引法」の表記が定められています。令和4年6月1日からは、サブスク規制を定めた「改正特定商取引法」が施行されたため、サブスクリプション(サブスク)でも「特定商取引法」の表記が必要です。しかし「Dirpy」のサイト上には表記がありません。

課金についての安全性も、特定商取引法の表記がない点を踏まえると「安全性を重視するなら避けた方が無難」です。有料版の支払い方法の1つにビットコインがあり、支払い方法として非常に匿名性が高い点も気になるポイント。「特商法の表記がない相手」を対象に「匿名性の高い支払い方法で決済する」ことになる可能性もあり、一般的な国内のサブスクの利用などよりは危険性があります。

また「Dirpy」の利用に限ったことではありませんが、利用のときは少しでも危険性を避けるためにもPCやスマホにウイルス対策ソフトをインストールしておくことをおすすめします。

【Dirpy】動画の変換中に途切れるときの対処法

「Dirpy」で動画の変換が途切れる場合の対処法を紹介します。

ブラウザを変える

「Dirpy」で変換が途切れる場合にはブラウザを変更してみると、途切れる動画を問題なく変換できることがあります。ブラウザによっては「Dirpy」との相性で動画の変換が途切れる場合があるからだためです。 スマホの場合も「Dirpy」で変換中に途切れる場合には別のブラウザアプリをインストールしてみて、「Dirpy」で変換中に途切れる動画が正しく変換できないか試してみましょう。

PCを再起動

「Dirpy」が変換中に途切れる場合には、PCを再起動してから変換中に途切れる動画を再度変換してみましょう。PCに発生していた何らかの不具合で変換が途切れる場合は、再起動で正常に変換できる可能性があります。

時間をおいてから再度利用する

「Dirpy」が変換中に途切れる場合には、「Dirpy」のアクセスが集中して「Dirpy」がパンクしている可能性があります。時間が立つことで「Dirpy」のアクセスが集中が緩和されて、正常に「Dirpy」で動画を変換できる可能性があるので、「Dirpy」で変換が途切れてしまうときには時間をおいてから、「Dirpy」を再度利用してみましょう。

著作権保護されている動画・曲はダウンロード不可

動画サイトによっては著作権保護機能によってダウンロードが禁止されている動画もあります。このような動画の場合には「Dirpy」でダウンロードを行うことはできないので注意が必要です。

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「Dirpy」で著作権保護されている動画をダウロードしようとした場合、「申し訳ありません。このビデオは著作権で保護されています。別の動画をお試しください。」と表示され、ダウンロードできません

違法アップロードされた動画をダウンロードしたりMP3に変換して「Dirpy」を使ってダウンロードする行為も違法なので、違法アップロードされた動画では絶対に「Dirpy」を使わないようにしましょう。
なお著作権保護されていない動画であっても、クリエイティブコモンズライセンスの動画など一部の例外を除き、基本的に私的利用を超える範囲で動画を利用してはいけません。

まとめ

「Dirpy」でYouTube動画をMP3に変換してダウンロードする方法を中心に、「Dirpy」の使い方と危険性について紹介しました。YouTube動画のURLをオンライン上で「Dirpy」に入力するだけで使えるため非常に簡単です。

筆者が試した限り「Dirpy」サイトの危険性は少ないと感じましたが、利用や課金についてはウイルスソフトをインストールしたデバイスで利用するなど対策をとったうえで、あくまでも自己責任で利用しましょう。

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