Windows 11のタスクバーは、起動中のアプリやよく使うアプリのショートカット、通知、日付や時刻などをまとめて表示する領域です。ふだんはあまり意識しない地味な部分ですが、設定の変更などにより位置やビジュアル要素をカスタマイズすることが可能です。
今回はWindows 11の標準機能や無料ツールを使って、タスクバーを楽しくカスタマイズするテクニックを6つご紹介します。
【1：標準機能】タスクバーの配置を左寄りに変更する
Windows 10のサポートが終了したことに伴い、最近初めてWindows 11を使い始めたという人も多いでしょう。Windows 11ではタスクバーの配置が中央揃えになっているため、使いづらいと感じる人もいるかもしれません。そんなときは、設定を変更すればWindows 10の頃のようにタスクバーを左寄せに配置できます。
【2：標準機能】タスクバーのアイコンサイズを小さくする
Windows 11のタスクバーアイコンのサイズは小さくすることもできます。デフォルトでは、アイコン数が増えて表示しきれない場合のみ自動的に小さくなります。しかし、設定を変更すれば常時小さく表示することも可能です。状況に応じて使い分けるとよいでしょう。
【3：標準機能】タスクバーを隠して必要なときだけ自動的に表示する
ノートPCなど画面サイズが狭い場合は、タスクバーが邪魔に感じるときもあるでしょう。そんなときは、設定で「タスクバーを自動的に隠す」をオンにします。タスクバーが非表示になり、そのぶん画面スペースを広く利用できます。タスクバーが必要なときは、マウスポインターを画面下部に移動すれば、自動的にタスクバーが表示される仕組みです。
【4：標準機能】タスクバーの色を変更する
「タスクバーの色合いって何だか地味だよなあ…」と感じることもあるでしょう。意外と知られていませんが、タスクバーの色は設定から変更できます。その日の気分に合わせて自由に変更してみましょう。
【5：ExplorerPatcher】Windows 10風タスクバーに変更
Windows 11では、スタートやタスクビューボタンのデザインも変更されました。しかし、Windows 10を使い慣れたユーザーにとっては、従来のデザインのまま使いたいというニーズもあるでしょう。そこで、おすすめなのが「ExplorerPatcher」という無料ソフトです。このソフトを使えば、タスクバーをWindows 10風のデザインに簡単に変更できます。
「ExplorerPatcher」をインストールする
●「ExplorerPatcher」の入手先は→こちら
タスクバーをWindows 10風に変更する
【6：ExplorerPatcher】タスクバーを縦向きにして配置する
「ExplorerPatcher」のWindows 10風のタスクバーは、縦向きに配置することも可能です。タスクバーは横向きが当たり前というイメージがありますが、縦向きのタスクバーも使い勝手は悪くありませんので、気軽に試してみましょう。
まとめ
いかがでしょうか。今回は、Windows 11のタスクバーを標準機能や無料ツールを使ってカスタマイズする方法をご紹介しました。
タスクバーは毎日触れる部分だからこそ、好みに合わせてカスタマイズすることで、ちょっとした気分転換にもつながります。
また、マウスの利き腕などに応じてタスクバーの位置を調整することで、操作性の向上も期待できます。6つのテクニックを取り入れて、タスクバーを楽しく使いこなしてください。
