iOS 17以降のiPhoneではSafariで表示しているWebページの文章を、音声で読み上げる機能が追加されています。この「ぺージ読み上げ」機能を使えば、手が離せないときや満員電車のなかでも、Webサイトの最新情報を読み上げてもらうことができるので、とっても便利なんですよ！
Safariの「ページの読み上げ」機能ってどんなもの？
長時間、iPhoneのSafariでWebサイトを見続けていると、目が疲れてピントが合わなくなったり、通勤電車のなかで画面を見ていると酔ってしまう場合もありますよね。
そのようなときは、Safariの文章を音声で聴ける便利な「ページの読み上げ」機能を利用してみましょう。
実は、iPhoneには以前からWebサイトの読み上げ機能はあったのですが、使い勝手はよくありませんでした。
しかし、iOS 17で追加されたSafariのページの読み上げ機能なら、面倒な手間もなく簡単な操作でWebサイトの文章を読み上げることができるのです。
ただし、ページ読み上げ機能に対応していないWebサイトもあります。SafariでWebサイトを開いたとき、ページ読み上げに対応している場合は、画面下のURL欄に「リーダーを使用できます」と一瞬表示されますが、非対応の場合はこの表示がありません。
操作方法は簡単です。SafariでWebページを開いたら、画面下部のURL欄左側にあるアイコンをタップ。次に「ページの読み上げを聞く」を押しましょう。たったこれだけで、すぐにWebサイトの文章の読み上げが始まりますよ。
SafariでWebページの文章を音声で読み上げる手順
ちなみに、読み上げ中に画面左下の「スピーカー」アイコンをタップするとメニューが表示され、「再生・一時停止」や「読み上げ速度の変更」といった操作が可能になります。
「1×」部分を押すとメニューが表示されますので、1.25倍/1.5倍/1.75倍/2倍まで読み上げ速度を速くしたり、逆に0.75倍で遅くすることもできますよ。
読み上げ速度を変更する手順
リーダーモードでWebサイトを文章と写真だけのシンプルなページにする
今回紹介したSafriの「ページの読み上げ」機能は、文章だけを読み込みますが、これは余計なWebサイトのデザイン要素を取り除いて、本文と写真だけを表示する「リーダー」機能と連動しています。
そのため、メニューから「リーダーを表示」を選択すると、Webサイトが本文と写真だけのシンプルなページに変換されて表示されるのです。
Webサイトをリーダーモードに変更する手順
なお、Safariの「ページの読み上げ」は、このリーダー表示されている文章を読み上げています。
そのため、リーダー機能に対応していないWebサイトの場合は、URL欄のアイコンをタップしてメニューを開いても「ページの読み上げを聞く」や「リーダーを表示」といった項目が表示されません。
まとめ
いかがでしょうか？ iOS 17以上のiPhoneならSafariで「ページの読み上げ」機能が利用できます。
しかも、SafariでWebサイトのページを開いてから、たった2タップですぐに音声のページ読み上げを開始してくれるのが便利ですよね。
この読み上げ機能を使えば両手をフリーにできるので、作業しながらWebサイトをチェックしたり、スマホの操作がしにくい状況でも、Webサイトのページを音声として聴くことができますので、ぜひ試してみてください。
