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Androidスマホを買うときにチェックすべき5つの重要ポイント!

【3】 内蔵メモリ(RAM/ROM)

Androidスマホの内蔵メモリは「RAM(ラム)」と「ROM(ロム)」の2種類があります。どちらも「GB(ギガバイト)」という単位で表示されていて分かりにくいのですが、この2つはまったく別物です。

まず、「RAM」はCPUの一時作業領域のことで、いわゆる“メモリ”のこと。この数字が大きいとスマホがサクサク動き、複数のアプリを同時に起動しても動作が重くなりません。

現状では6GB~8GB程度が標準的で12GB以上あると、高性能機だと思ってください。3Dゲームなどをしたいなら12GB以上のものを選択したいところです。

次に、「ROM」はデータの保管庫のことで「ストレージ」とも呼ばれています。こちらも数字が大きいほど写真や音楽・動画ファイル、アプリなどをたくさん保存できます。

最近は128GB~512GBくらいの機種が多いようですが、写真や動画、ゲームアプリもデータ容量がどんどん大きくなっていますので、現状でストレージが64GBだとちょっと厳しいでしょう。

ただし、AndroidスマホはiPhoneと違って、あとからmicroSD(最大1TB)を追加できるモデルも多いので、その場合は安価にストレージ容量を増やすことができますよ。

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microSDカードスロットがある機種なら、本体のストレージ容量が少なめでも、あとから容量を増やせる場合があります(画像はソニー公式サイトより引用)

【4】 バッテリー

バッテリー容量はmAh(ミリアンペアアワー)という数値で表され、バッテリーが100%から0%になるまでに放出できる電気量を示します。

つまり、この数値が大きいほどバッテリー容量が大きく、長時間スマホを使用できるんですね。

最近は6インチ以上の大型モデルが多いので、バッテリーも4,000mAh程度が標準的になってきています。なかには5,000mAhを超えるモデルもありますよ。

とくに3Dゲームや高画質動画を視聴したりすると、バッテリーの消耗も激しいので、そのような人には大容量バッテリーモデルをオススメします。

なお、最近はバッテリーを超急速充電できるAndroidスマホも続々と登場しています。通常のAndroidスマホは最大15~20W程度で充電されますが、Xiaomiなどはパソコン並みに120Wの超急速充電にも対応したモデルを投入しています。

これなら、5,000mAhのバッテリーでも、1%→100%までの充電がたった19分で完了しますので、朝出かけるときにスマホのバッテリー容量がわずかであっても、すぐにフル充電することができるんですね。

ちなみに、最新のiPhoneでもバッテリー充電は27W程度なので、バッテリー充電に関してはAndroidスマホのほうがやや有利だと思います。

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たとえば、Xiaomi 14T Proは120Wの超急速充電が可能。ブーストモードなら、5,000mAhのバッテリーを1%からフル充電するのにたった19分しかかかりません(画像はXiaomi公式サイトより引用)

【5】 カメラ

スマホで日常の写真を撮っている人にとっては、カメラの性能も重要ですよね。

スマホのカメラ性能は「画素数」と「レンズの明るさ(F値)」で、ある程度は判断できます。

基本的には画素数が多いほど、より精密な写真を撮影できますし、「F値」はレンズの明るさを示すもので、基本的に数値が低いほうが明るくて暗所の撮影に強いのです。

また、最近のスマホには複数のレンズが搭載されており、レンズがひとつしかないと肉眼に近い標準レンズしかありませんが、複数のレンズがあれば凝った写真を撮ることも可能です。

たとえば、見た目より広い画角で撮影できる「広角」、花に近づいて撮影できる「マクロ」、遠くのものを拡大して撮影できる2~5倍「ズーム」などがあります。

ただし、ズームに関しては「光学」かどうかが重要。デジタルズームは標準写真の一部を切り取って補正しているだけなので、同じ3倍ズームでも光学のほうがキレイな写真になるんですね。

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「Xperia 1 VI」のカメラはレンズが3つあります。超広角、広角、望遠の3種類で、被写体との距離などで自動的に使うレンズを選択してくれます(画像はソニー公式サイトより引用)

もし、写真を重視するなら、やはりXperiaやAQUOSのハイエンド(フラッグシップ)モデルを選んでおきたいところ。

また、Xiaomiはドイツの高級カメラブランド「ライカ(Leica)」と共同開発したカメラを搭載して、写真にこだわったモデルも用意しています。

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こちらは、ライカと共同開発したカメラの主張が激しいXiaomi 14 Ultra。パッと見ただけで多彩な写真が撮れそうなのが分かりますよね(画像はXiaomi公式サイトより引用)

なお、リア(メイン)カメラが5,000万画素でも、フロント(自撮り)カメラは800万画素だったりするモデルもあります。もし、SNSで自撮りをよくする人なら、フロントカメラの画素数もチェックしてください。

まとめ

いかがでしょうか? Androidスマホを購入する際は、まず自分が普段どのような用途でスマホを使っているかをチェックしてみてください。

3Dゲームで遊んだり高画質動画を視聴をしたいのに、ディスプレイサイズが小さく性能の低いエントリーモデルを買ってしまうと、ストレスが溜まります。

逆に、電話やLINEがメインなのに、ムダに高価なハイエンドスマホを買っても、本体が大きくて重いのでイライラするかもしれません。

なお、10数年前のAndroidスマホはエントリーモデルの性能が極端に低く、動作がかなりモッサリしていたので、iPhoneのほうが優秀でした。

しかし、最近のAndroidスマホであれば、2万円程度のエントリーモデルでもWebサイトを見たりLINEをする分には十分軽快に動作します。

たとえば、MNP乗り換えなどで1円で買ったAndroidスマホであっても、安心して使うことができるでしょう。

※サムネイル画像(Image:Mamun_Sheikh / Shutterstock.com)

すずきあきら

すずきあきら

編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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