【5】次期iPhoneが発売されるとき

次期iPhoneが発表されるタイミングで機種変する人は、かなり多いと思います。
iPhoneの新機種の発表はだいたい決まっていて、毎年春頃には新色やSEシリーズなどが発表されています(発表されない年もアリ)。
今年はすでに16eが発売されていますが、新ナンバーモデル(17シリーズを想定)は、毎年9月か10月頃に発表されます。これは2011年のiPhone 4sからずっと続いているんですね。
やはり、最新機種は処理速度やバッテリーなどもかなり快適になります。まあ、当然のことなんですが、このタイミングで機種変するのは悪くないでしょう。
ちなみに、新機種が発売されると、同時にApple Storeでは旧機種の値下げもありますので、やはりこの時期が“買いどき”になるんです。
たとえば、16が発売されたときは旧機種になってしまった15が値下げされました。
ただし、値下げ幅は1万円前後で大幅な値下げは期待できませんので、あと半年待てば値下げされるからといって、そんなに待つのはどうかと思います。
時間は帰ってこないので、1万円の値下げなら私はすぐに新しいiPhoneを買ってしまうでしょう。もちろん、1カ月後であれば旧機種の値下げを待つのもアリです。
また、キャリアで購入する場合はキャンペーンでお得に買える場合もあります。とはいえ、キャリアの販売価格はApple Storeより高く設定されている場合が多いので、あまり強くはオススメしません。
分割で買うとか2年後に返却するようなプランが便利だと感じる人ならアリでしょう。
データ移行は簡単!

iPhoneを機種変するときは、旧機種からのデータ移行が面倒だから機種変しないという人も多いようです。
でも、今は昔と違ってiPhoneのデータ移行作業は本当に簡単で、基本的には新旧のiPhoneをかざすだけで簡単に終了します。
以前はSuicaを消してからデータ移行しないとダメだったりしたんですが、今では電子マネーやApple Watchもほぼ自動で移行されるんですね。
また、LINEのデータ移行も、以前はiCloudにバックアップする必要があったりして面倒だったんですが、今なら認証だけで簡単にバックアップから全履歴を復元可能になっています。
とにかく、現在のiPhoneの“データ移行”は旧iPhoneから新iPhoneに“データが丸ごとコピーされる”だけで、旧iPhoneのデータは消えずに残りますので、何も怖がることはありません。
むしろ、注意しないといけないのはデータ移行後の写真です。旧iPhoneで写真を消したら新iPhoneの写真もすべて消えてしまったとか、その逆の失敗もけっこう多いようなので、十分気を付けてください。
旧機種をどうするか? お得な活かし方

機種変では、新しいiPhoneに買い替えたら旧iPhoneをどうするか決めておくことも重要です。
まず、旧iPhoneを売却するなら買取金額を調べておいて、差額金額を覚悟する。あるいは、差額でケースやイヤホンなどのアクセサリー類を購入するといった具合ですね。
もし、旧iPhoneを手元に残すなら活用方法を考えておくと幸せです。たとえば、サブスク専用、子ども専用、ゲーム専用などにする方法もあります。
次に、機種変のタイミングで料金プランを見直すのもオススメ。iPhone本体を安く購入するのはけっこう難しいですが、月額利用料を見直せば、毎月数千円ほど浮く場合も多いのです。
もし、月30GBの契約をしているのに、実際には毎月3GBも使っていないなんて場合は、毎月の料金をかなり安くできますので、面倒くさがらずに格安SIMの料金も比較検討してみてください。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は「iPhoneの機種変、いつにする?」ということで、5つのタイミングを説明しましたが、基本的には自分で「使い勝手が悪い」と思ったときが買い替えどきになります。
2つ目はバッテリーの劣化ですね。アプリが起動しないとか途中で落ちるのは、バッテリーが原因の可能性が高いので、バッテリー交換で復活する可能性もあります。
Appleは、セキュリティアップデートもかなり長く提供していますので、バッテリー交換で今のiPhoneを長く使うというのも全然アリでしょう。
とはいえ、やっぱりiPhoneを新機種に買い替えるのはワクワクして本当に楽しいものです。新機種でいつものアプリを起動したとき、サクサク動いたりすると感激しますので、「そろそろかな〜」と思っている人は、機種変を検討してみてください。
こちらのチャンネルでも解説しています。
※サムネイル画像は(Image:「筆者YouTubeチャンネル」より引用)