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意外と知らない「スマホカメラの撮影のコツ」5選! AFから露出補正、グリッド機能まで

スマホのカメラは日々高性能化していますが、せっかくの高性能なカメラも、撮影の知識がないとその機能を最大限に活かすことはできません。逆に言えば、AF(オートフォーカス)や露出補正といった機能を正しく使いこなせば、プロのような写真を撮影することも不可能ではないでしょう。

この記事ではスマホカメラを使いこなすための5つのコツをご紹介します。

AF(オートフォーカス)

スマホカメラの重要な機能のひとつが、AF(オートフォーカス)です。AFを上手に使うことで、被写体にピントを合わせた美しい写真を撮影することができます。

AF(オートフォーカス)1
(画像はスマホライフPLUS編集部撮影)
この記事の画像(5枚)

スマホカメラでは、スマホの画面上でピントを合わせたい部分に指でタッチするだけで自動でピントを合わせること(AF)が可能です。

被写体からの距離を保って行う『ズーム(ピンチアウト)』

ズーム機能を使う際は、被写体から距離を保って行う「ピンチアウト(2本指で画面を広げる動作)」で拡大しましょう。

被写体からの距離を保っての『ズーム(ピンチアウト)』1
(画像はスマホライフPLUS編集部撮影)

やり方は簡単で、スマホの画面上でズームしたい箇所を二本の指で引き離すように動かすだけ。ちなみに被写体からの距離を保ってのズームは、室内での写真撮影時に、自分の影が入ってしまう際の対策としても有効です。スマホと被写体の距離が物理的に離れるためです。

ただしズームしすぎると画質が粗くなるため、過度にズームすることはおすすめしません。目安としては「2倍程度まで」が適切です。

逆光での撮影時の露出補正

スマホや一般のデジタルカメラは、基本的に明るい被写体を暗く、暗い被写体を明るく写すように自動調整する機能が備わっています。そのため、逆光などの条件下では、被写体が意図せず暗く写ってしまうことがあります。

そこで写真の明るさを調整するテクニックとして「露出補正」を行います。

逆光での撮影時の露出補正1
(画像はスマホライフPLUS編集部撮影)

画面をタップして明るさ調整バーを表示させ、指を上下にスライドさせることで露出補正が可能です。

なお、機種によっては、カメラアプリの設定やマニュアルモードでのみ露出補正が可能な場合があり、また機能自体が搭載されていないこともあります。

HDRによる合成

HDR機能とは、「ハイダイナミックレンジ」と呼ばれる写真技術のことです。これは、明るさの異なる複数の写真を瞬時に撮影し、それらを合成することで、明るい部分も暗い部分も鮮明に表現する機能です。

HDRによる合成1
(画像はスマホライフPLUS編集部撮影)

特にHDR機能は、空や海、山などの風景写真や、曇りの日、逆光などの撮影シーンで特に効果を発揮し、色彩がより鮮やかに再現され、かつ白飛びすることなく、くっきりと写し出すことができます。

グリッド機能を活用した構図の調整

スマホカメラのグリッドとは、カメラ起動時の画面に表示されるタテ・ヨコ2本の補助線のこと。この補助線を利用することで、水平・垂直を確認したり、写真の構図を調整しやすくなるため、バランスの良い写真が撮れるようになります。

グリッド機能を使った構図の調整1

iPhoneでは設定アプリ→「カメラ」→「グリッド」のスライドボタンをオンにすれば表示できます。Android端末ではカメラアプリの設定項目から有効化が可能です。

※サムネイル画像(Image:anatoliy_gleb / Shutterstock.com)

スマホライフPLUS編集部

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