寒暖差が激しく、花粉まで舞っている昨今、「なんだか寝つきが悪くなったなぁ」と感じている人はいないだろうか。
睡眠が十分に取れないと、日中のパフォーマンスが下がってしまったり、生活リズムが乱れてしまったりと、仕事や日常生活に大きな負荷がかかってしまう。
是が非でも整えたい睡眠のバランスだが、実は季節のせいではなく、手元の「iPhone」が原因かもしれないという、あるXのポストがバズっているのをご存じだろうか。
今回は、iPhoneが睡眠の質に影響する理由と、その対処法について、ろん@iPhoneマスター@Daisaku_Samonさんのポストを参考にご紹介していこうと思う。
スマホ画面の光は戦闘力高め!?
普段の生活を振り返っていただきたいのだが、あなたは1日のうち、どれほどの時間にわたってスマホを手にしているだろうか。
仕事の連絡やSNSの閲覧、動画の視聴などに欠かすことのできないスマホを、1日の大半は握りしめているという人も、少なくないように筆者は感じている。
スマホに限ったことではないが、デジタルデバイスの画面からは、「ブルーライト」という光が発せられていることが多い。
このブルーライトは、人間の目で見える光のなかで最も波長の長い光りで、強いエネルギーを発している。
実は、このブルーライトを夜間も浴びることは睡眠不足の要因につながると考えられており、夜間もiPhoneを使う習慣のある人はその傾向が強くなる可能性があるのだ。

夜間のブルーライトの危険性
スマホの画面から発せられるブルーライトを夜になっても浴び続けていると、「強い光が目に入り続けている=まだ昼間だ」と脳が誤認してしまうリスクが指摘されている。
そのため、睡眠を促すホルモン(メラトニン)が分泌されず、寝つきが悪くなったり、睡眠不足につながる傾向があるというのだ。
ろん@iPhoneマスター@Daisaku_Samonさんのポストに対しても、「私が最近寝つきが悪いのは、このせいだったんですね 変な動画を見て興奮してるからだと思っていたのに」というリプライが寄せられているように、あなたの睡眠のお悩みは、夜間のiPhoneが影響しているかもしれない。
iPhoneの設定変更で睡眠の質を意識しよう!
「夜間はiPhoneの画面から発せられるブルーライトに要注意!」とわかっていても、「推しの配信を見るのはやめられない」、「寝る直前までゲームをしたい」という人も多いだろう。
そんなお悩みに答えるべく、ろん@iPhoneマスター@Daisaku_Samonさんのポストでは、iPhoneのブルーライトを軽減する機能が搭載されていること、そしてその機能の設定方法について紹介されている。

詳しい設定方法は、ツリーにわかりやすい動画形式で紹介されているのでぜひご確認いただきたいのだが、このブルーライトカット機能は、iPhoneの「Night Shift」という設定のことである。
時間を設定しておくと、決まった時間に画面が暖色系の明るさへと切り替わり、ブルーライトが軽減された画面でいつも通りのiPhone操作ができるようになるという、まさに寝る直前までiPhoneを使いたい人の味方となってくれる機能なのだ。
リプライ欄で、「iPhone版の豆球っすね」という意見が寄せられているが、まさに夜間の間接照明のような機能で、寝る前はだんだんと部屋を暗くしていくように、iPhoneも寝る前のモードにシフトさせていくことで、入眠を促進する効果に期待ができる。
実際にこの機能を知った人からは、「これ設定してから目も疲れにくくなった気がします〜」というリプライがあったり、ろん@iPhoneマスター@Daisaku_Samonさん自身もポストのなかで、この方法を知ってから「グッスリ眠れるようになった」とおっしゃっているので、ブルーライトの浴びすぎで睡眠に影響が出ている人は一度試してみてはいかがだろうか。
危険です。iPhoneの画面から出る”ブルーライト”を夜になっても浴び続けている人。脳が睡眠モードになりにくく、自律神経の乱れにつながり人体に影響が出ることを知らない人が多すぎる。ボクはこれを知らずに寝付きが悪くなって大後悔。ある方法を知ってからグッスリ眠れるようになった。解決するには↓ pic.twitter.com/m5wc7EHsjW
— ろん@iPhoneマスター (@Daisaku_Samon) February 18, 2025
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)