今回はiPhone17(仮)の最新予想・噂をまとめてお届けします。これはすべて噂でありAppleの公式発表ではありませんので、うのみにしないようにしてください。iPhoneの未来を予想しながらみんなで楽しもうというわけです。また、Apple関連ではSiri開発の遅れ、iOS 19、AirPods Pro 3、iPhone20周年記念モデルなどの噂も取り上げますよ!
iPhone 17 Air(仮)の噂「デザイン等」

まずは、iPhone 17 Air(仮)の話。“Air”というのは薄型モデルなので仮にそう呼ばれているだけなので、名称は変わる可能性があります。
次に、次世代のiPhone 17も4モデル構成の予定なんですが、これまでのPlusモデルがなくなり、その代わりにAirが追加されるようです。つまり、標準/Air/Pro/Pro Maxの4機種になるということですね。
以前は、iPhone Ultraか、標準やPlusモデルが薄型になるのではないかという噂もあったんですが、今ではまったく聞きません。
この17 Airは、画面サイズが6.6インチで厚みは過去最薄の5.5~6mm以下という予想。実は、過去最薄のiPhoneは「6」の6.9mmで、これでも十分薄かったんですが、17 Airはそれよりさらに薄くなりそうです。
また、17 AirはUSB-C端子が廃止されポートレスになり、ワイヤレス充電の「MagSafe」だけになるという噂もあったんですが、ケースのモックアップを見るかぎりUSB-C端子は搭載されているようですね。
「Unbox Therapy」のLewis Hilsenteger氏がYouTubeで公開した動画では、さまざまなケース会社から漏れてきたモックアップがほとんど同じ形状だったということで、なかなか信憑性が高そうです。

動画に映っているモックアップは左から17 Air、標準17、17 Proとなっていますが、もうビックリするくらいの薄さですよね。Lewis Hilsenteger氏本人も「もう、クレイジーだよ!」って言うほどに薄いです。
以前、iPhone 6をお尻のポケットに入れていると、本体が曲がるということで訴訟されたこともあったんですが、今回の17 Airはきっとその辺の強度も計算されていることでしょう。

iPhone 17 Air(仮)の噂「スペック等」

では、iPhone 17 Airのスペックの予想を確認しておきましょう。ひとつ目は、背面カメラがシングルの48MP(4,800万画素)。これは最近のトレンドなのできっとそうなるでしょう。
2つ目は、16eと同じC1チップかつシングルカメラ採用で本体は薄型になりますが、バッテリー容量は十分に搭載されるとの噂です。
以前、Airは薄いからデザイン優先でバッテリー容量は少ないと言われていたんですが、16eはシングルカメラでバッテリーが非常に長持ちすることが分かったので、薄型ではあるけれども標準17と同じくらいはバッテリーが持ちそうだと思われます。
3つ目は処理チップが「A19」で、メモリは12GBではないかという噂。これは少し信憑性があって、ProモデルとAirは12GBで標準モデルだけ8GBになると言われています。もしかすると、17 Airはメイン機種扱いで販売されるのかもしれませんね。
4つ目はすべての17シリーズで「120Hz」のリフレッシュレートになるとの噂です。もしかすると、Proモデルはもっと上がるかもしれませんが……。
5つ目は価格ですが、17 Airは現行の16 Plusと同じくらいになる予想が多いので、やはりPlusと置き換わりになるのでしょう。
最後に、発売日はいつもどおりで2025年秋頃(9月~10月)になると思います。これはもう毎年この時期に発売されているので、17 Airも同じ時期だと予想されています。
iPhone 17/17 Pro(仮)の噂(その1)

今度は、iPhone 17の標準モデルとProモデルの噂。ひとつ目は先ほど紹介したとおり17 Plusは廃止されて、ここに17 Airが入ります。
2つ目は標準モデルのディスプレイサイズが6.1インチから6.3インチに大型化される可能性があるとのこと。16シリーズからProモデルだけ6.3インチになったので、17シリーズでは標準モデルも合わせてくるのではないかという話ですね。
3つ目はモデムが16eで初搭載されたC1チップになる可能性があるという噂。これはもう省電力につながるので当然そうなるでしょう。
4つ目は全体的に背面のデザインが変更され、カメラバンプが大きくなるとのこと。カメラバンプとは背面カメラのところが少し浮き上がっている部分のことですね。
標準モデルは今までと同じ感じですが、ProモデルとAirはもっと幅を取るのではないかと言われています。これが、Google「Pixel」に似ていて萎えるという人もいるんですが、このモックアップはあくまでも想像で作られたものなので、おそらく、Appleはもっと格好よく仕上げてくると思います。

iPhone 17/17 Pro(仮)の噂(その2)

ほかにも17シリーズにはいろいろな噂があります。まず、Proモデルに「MacBook Air(M4)」で追加された「スカイブルー」のカラーが設定されそうです。これはiPhone 13時代の「シエラブルー」を思い出させる感じですが、この色なら格好いいでしょうね。
MacBook Airがスカイブルーだったので、「それだったら17 Airのほうじゃないか?」という気もしますが、現状の噂ではProモデルに追加されるようです。
2つ目は処理チップ。標準モデルは 「A19」で、Proモデルは「A19 Pro」になるとの予想ですが、これは順当な話ですね。
3つ目はメモリです。AirとProモデルのみ12GBでほかは8GBになるとのこと。実際にApple Intelligenceを使ってみると、メモリ使用量が6GBを超えてたりするので、やはり8GBだとギリギリかなと思います。
4つ目はバッテリーが全モデルで増量されるという噂。まあ、これは毎回増えているので、今回もそうしてくるでしょう。
5つ目は、Proモデルはカメラの望遠も48MPになるとの予想。現行のProモデルはメインカメラも超広角カメラも48MPなんですが、今度は望遠も48MPになるのではないかという話です。
最後は発売日ですが、これはいつもどおり2025年の秋(9月~10月頃)で間違いないと思います。
その他、Apple関連の噂

ここでiPhone以外のApple関連の噂話も確認しておきましょう。まずは、Siriの開発遅延について、内部でもSiri開発チームを刷新して開発目標達成を目指すという噂です。
そもそも、Apple IntelligenceでSiriは大幅にパワーアップされるという話でした。本当はApple Intelligenceの力を借りて、Siriが個人を理解したりiPhoneの画面のなかを理解して、適切に返答できる予定だったんですね。
でも、現状ではSiriがまったくパワーアップしていなくて、次期iOS 19にもSiriのパワーアップが間に合わないかもしれないということです。
実はこれ、けっこう大きな出来事で、去年のApple Intelligence発表のときに公開していた動画では、かなりSiriの頭がよくなると発表していたんですが、すでにその動画は削除されています。

Siri自体はすでにiOSに溶け込んでいるし、とても良いものなんですが、現状では他のAIのほうがメチャクチャ進化していて頭がいいので、Siriの遅れが目立っている格好です。
海外でよく言われるのは、Siriに「今日は何曜日?」と尋ねても「2025年〇月〇日〇曜日です」って答えちゃうんですね。 ChatGPTに同じ質問をするとちゃんと「水曜日だよ」って答えてくれるんです。
ほかにも「今日って何?」と尋ねたとき、ChatGPTなら「今日は昭和の日だね!」と日本の祝日のことをしっかり人間っぽく答えてくれますが、Siriだと「すみません、私には理解できません」って返ってくるんですよ。
というわけで、Appleとしてもここは人員を刷新してでも早めに何とかしなければということでしょうね。

2つ目はiOS 19のUIが大幅刷新され、全体的にApple Vision Proのような丸みを帯びたデザインになるという噂です。
たとえば、iPhoneのホーム画面のアイコンも丸くなっています。これだとAndroidっぽくも見えますが、これは予想画像なので実際にはもう少し格好よくなるでしょう。
Appleの新しいアプリ「Apple Invites」などを見ると、背景が半透明になっていたりボタンもApple Vision Pro風に丸みを帯びていたりします。ですので、iOS 19はもちろん、今後はiPadやMacなども同じようなデザインに変わっていくのではないかと言われているのです。

3つ目は、「AirPods Pro 3」が2025年秋頃に発表される可能性があるという噂。よりスリムになって心拍数モニタリングも可能。また、リアルタイム翻訳にも対応するそうです。
とくにリアルタイム翻訳はいいと思いますね。もちろん、すでにそういった機器は存在していますが、AirPodsでできるというところがポイント。
たとえば、海外で相手が英語で喋っていることがすぐに日本語に翻訳されてイヤホンから聞こえてくるなら、これは本当に素晴らしいことですね。
ただ、リアルタイム翻訳機能はiOS 19の機能じゃないかとも言われているので、もしかしたらAirPods 3だけの機能ではなくて、AirPods Pro 2でも使えるようになる可能性はあります。
4つ目は、2027年がiPhone20周年にあたるので、大幅刷新されるのではないかという噂。たとえば、折りたたみ式iPhoneを広げるとiPad miniサイズのディスプレイになるとか、画面はダイナミックアイランドなどもない、完全なフルディスプレイカメラが埋め込まれるといった話もあります。
確かにiPhone10周年のときにiPhone Xが登場したんですが、ホームボタンがなくなってiPhoneのイメージが大きく変わりましたよね。そういった大きな変化が20周年でもあるんじゃないかと予想されているんです。これはけっこうありそうな話なので、今から楽しみですね。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は次世代iPhone 17の最新予想や噂をまとめてお届けしました。あと4カ月程度で発表になる予定なので、生産スケジュールなどを考えると2カ月後にはもう生産が開始されるはずです。そういう状況なので、どんどん信憑性の高い噂も出てきているんですね。
また、Siriの開発の遅れはApple製品全体の未来に関わるので、早く何とかして欲しいと思います。
以前から噂されているSiriとApple Intelligenceを中心としたデバイスの「コマンドセンター」も、現状では完全に立ち消えになってしまって、年内はもう出ないと噂されています。ここはもう少し頑張って欲しいところですね。
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※サムネイル画像は(Image:筆者YouTubeチャンネルより)