物価高騰が続く中、中古スマホの購入を検討する人もいるのではないでしょうか。実際に購入経験がある人の割合や、購入する理由などが気になるところです。そこで今回は、「中古スマホの購入に関するアンケート調査」をご紹介します。
中古スマホの購入・検討する人は半数以下
株式会社アークポートが運営するiPhone・スマートフォン買取サービス「スマピタ」では、195人を対象に「中古スマホの購入に関するアンケート調査」を実施。
はじめに「過去に1度でも中古でスマートフォンを購入した経験はありますか？」と質問したところ、購入経験のある人は41.5％（81人）、購入経験のない人は58.5％（114人）という結果に。半数以上が購入したことがないことが明らかになりました。
中古スマホ市場は拡大傾向にありますが、「日常的に使うから新品を買いたい」「中古に抵抗がある」といった考えを持つ消費者は多いのかもしれません。
続いて、「これまでに中古スマホの購入を検討したことはありますか？」と質問すると、検討したことがある人は36％（41人）、検討したことがない人は64％（73人）という結果になりました。このことからも、中古スマホの認知度に課題があることがわかります。
では、なぜ中古スマホの購入を検討しないのでしょうか。その理由をたずねると、「バッテリーの持ちに不安があるから」がもっとも多く24.8％でした。次いで、「新品のほうが品質が安心だから」が22.7％と2番目に多い回答に。また、「すぐに故障する心配があるから」という不安感を覚える人もいるようです。
他にも、セキュリティ面への不安や、購入先の安全性に対する不安の声も多く見られました。
新品ではなく中古スマホを選んだ理由は「価格・品質に満足したから」
中古スマホを購入したことがある人を対象に、「新品ではなく中古スマホの購入を決めた理由は何ですか？」と質問すると、「新品よりも価格が安いから」との回答が36.6％で最多の割合に。また、「機能やスペック面で最新機種にする必要がないと感じたから」「品質が高ければ新品と差がないから」といった意見もあがりました。
最新でなくとも、必要な機能が備わってさえいれば問題ないと考える消費者もいるようです。価格を抑えて品質の良いものを購入できるのは、中古スマホの魅力かもしれません。
最後に「中古スマホの購入時に何を基準にして選びましたか？」と質問すると、「価格の安さ」が30.3％でもっとも多い回答になりました。中古スマホを選ぶ人は、価格を重視する傾向にあると言えます。
次いで「バッテリーの状態」が19.7％、「傷や汚れの状態」が19.3％という結果に。日常的に使用するスマホのため、価格を抑えるだけでなく、できるだけ状態や使用感の良いものを選定しているようです。
本調査から、中古スマホを選択する人は半数以下にとどまることが明らかになりました。とはいえ、中古スマホは“低価格”かつ“自分が求める品質を選べる”という魅力があります。「最新機種でなくてもいい」「品質の良いものを低価格で購入したい」「必要な機能があればいい」という人は、中古スマホの購入を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
出典:【スマピタ】
